見出し画像

「園児バス置き去り事件」に思う事

少し前のことになりますが、連日ニュースになっていた「園児バス置き去り事件」
先ほど会見の動画を見ました。
あの園長先生はご自身が高齢で保育業務をこなすのが難しいと自覚しているようでしたし、この事件が起こる前に引退して欲しかったと強く思いました。

実際、こうして園児が命を落とす事件が起こって改めて思うのが、保育士さんは”命を預かる仕事”だと言うこと。
それ以外にも園で感染症が流行れば、自身も感染症にかかるリスクが高まります。
そしてモンテッソーリ教育を勉強して知ったのですが、乳幼児期は人生の中で最も大事な時期。周りの大人の対応が非常に重要なのです。

「生涯のうちで最も大切な時期は、大学での勉学に相当する時期ではなく、むしろ誕生から6歳までの第一段階の時期(0〜6歳)です。この時期にこそ、人間の偉大な道具である知性が形成されるからです。さらに知性だけでなく、精神的な機能全体が形成されるからです。」

Maria Montessori 「子どもの精神」

そんな子どもの大事な時期を平日は下手したら親より長く過ごす超重要な仕事。
親子が登園する前からいて、降園後までいる仕事。(ここはシフト制だと思いますが、私の息子の保育園では8:30-17:00まで同じ先生がいることが多い)
エッセンシャルワーカーでもパートでも自営業でも、小さい子がいたら保育園がなければ働けず、子育てをしながら仕事をする人の下支えとなる大事な仕事。

何をどうしたら改善するのかわかりませんが、無駄な作業はどんどん減らして、拘束時間を短くする、給料を上げる、など待遇を良くしていって欲しいと切に思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?