あささんの手しごと【帆前掛け×浴衣のリメイク】
酒屋さんなどの商いをしている人たちが仕事の時に巻く『帆前掛け』。生地が厚いので衣類が破けたり、怪我を防ぐなど実用的に使われてきたそうです。「昔は商店を営んでいると取引先からお歳暮にいただいたりしていたのよ。」とスタッフ&メンバーのあささんが教えてくれました。
商店を営んでいたあささんの義理のお母さんの形見でもある『帆前掛け』と『浴衣』の2種類の素材をリメイクして出来上がったカッコ良くも可愛いデザインの世界で1点だけのバッグ。もちろん、デザイン構成から仕上がりまで全てあささん1人による手仕事になります。
こちらは斜め掛けバッグとしても、手持ち、肩掛けバッグとしても使うことができます。
こちらはA4サイズが余裕で入る大きさのバッグになります。
バッグの持ち手も前掛けの紐部分を活かすといったところが、あささんらしいアイディアでもあるのです。レトロ感がありつつもフリンジを取り入れることで、バッグのオシャレ感を際立てています。
内側の草花柄の生地は浴衣になります。もちろん内ポケットも作られてあります。
あささんのリメイクは、出来上がった作品の作り方を教えてくれると共に昔の思い出や昔の日本の暮らしをも語って教えてもくれるのです。モノを捨てる、新しいモノを買うだけでは得られないコトや感情はモノを活かす、甦らせる選択肢を選ぶことで得られるのだと想います。
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