ご飯の入ったお茶碗を並べたら数が増えた【宇宙ご飯4/5】
前回のあらすじ:
地球の外まで行ったのでとりあえず宇宙にご飯をつめることにした
宇宙まで来てしまって、これからどうしたものか…
「器にご飯が入っている」というのが自分の中の「1」の考え方だったので、とりあえず宇宙の器にもご飯を詰めてみることにしました。
すると(私の頭の中の宇宙の形をした器は容量の決まった有限の器ということになっているので)そのうち宇宙がご飯でパツンパツンになってしまいます。
もうご飯は入らない。この後このご飯、どうしたらいいんだろう。
しかたない。同じ宇宙の器をあたらしく用意するか…………ん?あれ?これは…もしかして……………………
2になるのでは!?!?!?!?!?!?!?
ん!?あれ!?なんかちょっと分かった気がする!
落ち着いて。一回頭を整理。
まず宇宙の器はあまりにも大きすぎるので、器をお茶碗に戻します。
このお茶碗には、丁度ぴったりご飯が入っていて、もうこれ以上は一粒も入れられません。
でもまだご飯はつぎたい*。じゃあどうするか。
同じお茶碗を用意して、そこにご飯をつぐ。その茶碗にも、丁度ぴったりご飯が入る。
*ご飯をつぐは「ご飯をよそう」の意味。筆者は長崎県出身。
2だーーーーーーー!!!!!!
なるほど、つまり「2」は必ず「1」の次にあるということか…!
ひとつ前の数なくして次の数はない、みたいなこと…なんだろうか。
宇宙にご飯を詰めてみたら思いのほか急展開が起きて全く意図せずまた背理法の話に戻ってきた気がします。
背理法の実践と、ついでに「1+1=2」について、いよいよ結末を迎えられそうです。
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