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久しぶりに会った友人に距離を感じた時は【Ep34】

こんにちは、ひとかどさんです。
GW、いかがお過ごしでしたか?

GWの後と言えば…

 4月から社会人になったり、都会の大学に行った友達と、
GWに、1ヶ月ぶりに会って感じること。
それは「アイツ、なんか変わったな
ではないでしょうか?

実は、これを説明するアイディアがMAPにはあるのです。
それが「関連性(Relativity)」という概念。
これを知ることが、MAPの【③他人に気づく】最後の回となります。

関連性(Relativity)とは?

ある2人の人間の同士の繋がりは「関連性」によって測られます。
ここで、「関連性」とは「容易に理解したり共感できることの質」です。
具体的に説明してみます。

 そもそも、「容易に理解したり共感できる」ためには、
何が元になっているのでしょうか。

それは「共有する経験」です。

例えば、小さい頃から、
同じ場所で生まれ育ち、
同じ学校に通い、
同じブームに乗って、同じ漫画やゲームにハマる。

こういうことで、本来、全く違う2人の人間が、
共通の体験を共有することで、2人の関連性は深まっていくのです。

だから、相手の話を共有する経験を通じてありありとイメージでき、
容易に理解したり、共感できる。
そういうわけです。

ところが、大学から都会に出て異なる環境で生活を始めたり、
新社会人になって異なる職場で働いたりするとどうでしょう。

そう、経験が共有されず
むしろ、異なる経験が蓄積されていくことになるんですね。

その結果、
昔はあんなに容易に理解できて共感できた友達の話が分からなくなってくる
話の前提としている「経験」が違うから。

これこそ、関連性が低下している状態であり、
まさに、GWに帰郷したりして、
久しぶりに会う友達との間に起こっていることなのだと思います。
その意味では、ある程度、自然なことだとも言えるでしょう。

おわりに

いかがでしたでしょうか。
人と人の繋がりを測る「関連性」というアイディア。
このGWで何か少し感じることがあった方にとっても、
そうでない方にとっても、何かの参考になれば幸いです。

#心理学
#関連性

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