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【キャリア形成において大事なこと】

VISION合同会社 植田仁です。

キャリア形成は、個人が人生において最高の成果を達成するための戦略的なプロセスであり、とても大事なことです。
キャリア形成は、自分自身を理解することから始まり、具体的な行動計画を立て、継続的に成長を図ることが必要とされます。
以下に、私が大事にしてきたキャリア形成における具体的なステップをご説明したいと思います。

1. 自己分析

キャリア形成に向けての第一歩は、自己理解です。
自己理解を深めるためには、自分の強みや弱み、興味や価値観を正確に把握することがとても重要です。

自己評価ツール 

Myers-Briggs Type Indicator (MBTI) やストレングスファインダーなどの心理学的評価ツールを使用して、自分の性格や強みを客観的に評価することも良いかと思います。

自己反省

自分の過去の経験を振り返り、成功体験や失敗体験から、自分自身を導き出します。どのような状況で自分が最も輝いたのか、どのようなタスクが苦手だったのかを考えることが出来ると思います。

フィードバック

同僚や上司、友人からのフィードバックを活用し、他者から見た自分を理解します。異なる視点からの意見は、自分では気づかない点を教えてくれることが多いです。自分にとって当たり前になっていて、長所と気づけていないことが私にはありました。

2. 目標設定

自己理解を深めた後は、明確なキャリア目標を設定します。目標設定は、キャリア形成の方向性を決める重要なステップだと思います。

短期的目標と長期的目標 

短期的な目標(1年以内)と長期的な目標(5〜10年後)を設定します。これにより、現在の行動が将来の目標達成にどのように役立っているかを明確にできます。大事なことは考えることよりも書き出すことです。

SMART目標

目標には下記の5つが重要です。

1.具体的(Specific)
2.測定可能(Measurable)
3.達成可能(Achievable)
4.関連性がある(Relevant)
5.期限が設定されている(Time-bound)

例えば、「次の1年でMBA資格を取得する」といった具体的な目標を設定します。

3. スキル開発

設定した目標を達成するためには、必要なスキルを習得することが不可欠です。スキル開発は、キャリア形成の中心的な要素です。

現状のスキル評価

現在の自分が有しているスキルを客観的に評価し、どのスキルが不足しているのかを明確にします。例えば、新しい技術の習得やリーダーシップスキルの向上が必要など課題が明確になると思います。

学習リソースの活用

オンラインコース(Udemyなど)、専門書、ワークショップ、セミナーなどを利用して学習し自分のレベルアップを図ります。これらのリソースを活用することで、効率的にスキルを向上させることができます。

継続的学習

スキルは一度習得して終わりではなく、継続的に更新し続けることが重要です。業界の最新トレンドを追い続けることで、常に自分のスキルを最新の状態に保ちます。

4. 人間関係構築

有益な人間関係を構築することは、キャリア形成において非常に重要です。いい人間関係は、情報収集や新しい機会の発見に非常に役立ちます。

イベント

ご自身がいらっしゃる業界のイベントに参加し、同じ分野のプロフェッショナルと交流します。名刺交換や短い会話からでも、有意義な関係が築けることがあります。どこにどんなご縁が潜んでいるかは分かりません。

オンラインプラットフォーム

LinkedInなどのネットワーキングプラットフォームを活用して、業界のリーダーや同志と繋がることもいい刺激になると思います。定期的に投稿やコメントを行い、オンライン上でのプレゼンスや影響力を高めましょう。

メンター

ご自身が目指す分野において経験豊富なメンターを見つけ、定期的にアドバイスを受けることで、自分のキャリアを効果的に進めることができます。メンターは、キャリア形成における重要なサポート役となります。

5. 実務経験

理論やスキルを学ぶだけでなく、実務経験を積むことが重要です。実務経験を通じて、学んだことを実際に活用し、さらなるスキルアップを図ります。

インターンシップ

学生時代やキャリアの初期段階でインターンシップに参加し、実際の業務環境を経験することはとても有益です。
インターンシップは、経験を積む絶好の機会です。

ボランティア活動

非営利団体やコミュニティプロジェクトに参加し、実務経験を積むとともに、社会貢献も行います。ボランティア活動は、重要なスキルを身につけるのに役立ちます。面接時のアピールにもなります。
私も、アメリカ留学中にsoup kitchenというホームレスのかたに食事を提供するボランティア団体に所属し、毎週活動を行っていたことは自分のキャリア形成においても大切な経験となりました。

プロジェクト参画

現在の職場で新しいプロジェクトに参画し、異なる役割や責任を経験します。これにより、多様なスキルを身につけることができます。

6. 定期的なレビューと調整

キャリア形成は一度計画を立てたら終わりではなく、継続的にレビューし、必要に応じて調整することが重要です。

定期的な目標レビュー

設定した目標を定期的に見直し、進捗状況を客観的に評価します。目標が達成されているか、または必要な修正があるかを確認します。シビアに定量的に見ることはとても大切です。

自己評価

定期的に自己評価を行い、自分の成長や変化を確認します。自己評価を通じて、新たな目標や課題を見つけることができます。

フィードバックの活用

上司や同僚からのフィードバックを活用し、自分のパフォーマンスを向上させます。フィードバックは、自己改善の重要なツールです。

キャリア形成は、個人の成長と共に変化し続けるプロセスです。明確なビジョンと計画を持ちながら、柔軟に対応していくことが成功の鍵となります。理想のキャリア形成を実現するために、上記のプロセスを少しでも活かされたたら幸いです。

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