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【2024】衣装を作る話②

『2011年の衣装をリメイクする』と決心して、スタッフに「あんまりまとまってないので衣装について雑談がしたい」と連絡して気楽にミーティングが始まりました。

僕が用意したのは2011年の衣装(以後11衣装)の問題点。

【11衣装の問題点】
・スカート布地が薄くて足腰のラインがくっきり出過ぎた
・内着の赤い方カットはいらなかった
・千早のバックプリント(金)が少し小さくて地味だった
・今の踊り子さんに対しては少々幼いデザインかもしれない

年度を重ねるごとに「もっとこうしたら良い」という発見があって、こういった問題点やアイデアが翌年に活かされていくのが’ひとひら’的な衣装の作り方です。見た目は似ているんですけど、毎年バージョンアップしていくのがチームの衣装に対する考え方です。

そして、11衣装の特徴をざっくりまとめると次の通り。

・薄くて軽い千早
・むすび紐の帯
・ノースリーブの内着
・ダブルスカート

この中でダブルスカートは薄い布で作っていて、それが問題点「足腰のラインが見えすぎる」につながっているので、スカートは別のアイデアが必要だなぁ・・・・・
などなど、雑談しながらディスカッションをしました。



衣装点数が増えると参加費が増える

僕が気にしていたのは「衣装の点数が増えると衣装代が高くなる」ことでした。
2023年の衣装は上着と帯とスカートの3点。11衣装は千早、帯、内着、スカートの4点。

衣装の点数が少ない方が工数が少なく抑えられる


衣装代は参加費に直結するので「参加費はできるだけ抑えたい・・・・」と思い悩むんですよね。上着を一体化できないか??とかスカートと帯を合わせられないか?などなど、様々なディスカッションをしていたところ、

「けど参加費を抑えて衣装を我慢するって踊り子さんにとってもどうなんでしょうね?そりゃ1万円とか増えるとちょっと考えてしまうけど、、、とりあえず値段交渉しに行ってから考えてもいいのでは?」
「逆にいえば『衣装のぶん参加費が増えました』は説明しやすい』かも」

という意見がでて、それはそうだと納得。意見交換できてよかった!
そういう感じで、ふわっとしたアイデアだけ持ってドリームカンパニーさんに伺うことになりました。

つづく(次回、デザイン絵を公開!)



【2024年度踊り子募集中!】
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