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#読書の秋2020 読書感想文コンテスト受賞者、受賞作を振り返ります

こんにちは、高塚アカネです。

上記記事の通りに、読書の秋2020において、#ぜんぶすてれば にてコンテスト受賞を果たすことができました。

初めてコンテスト関連で賞をいただきまして、嬉しかったので、「コンテストに参加してみよう!と思う方を増やしてみ隊」結成でございます(←一人)。(笑)

受賞作の傾向、というものではないので、ご注意ください。私の受賞作にあった特徴的なポイント、くらいの感じに、見ていただけたらと思います。

では、参りましょう!

課題図書の振り返り

現在、「ぜんぶすてれば」と検索すると、277件の記事がヒットします。「読書の秋2020」の総数が10,000件越え、ですので、課題作品が56冊、1冊平均、約200件くらい、…でしょうか。
上記の277件は、現在(2021年1月24日)の記事数なので、コンテスト開催期間中はこれよりは下だったろう、と推測できます。そう思うと、平均的、と言いますか、比較的競争率の高くない作品に出会っていたのかな、と思うところです。

応募作品は1通だった

これは何とも…ルール上、何通でも投稿できるので、複数応募の方が受賞していることもあるかもしれないのですが、私の例では、1通だけが応募作品でした。

応募したのはコンテストが始まった直後

後だしする、という作戦もあるんだと思うんですが、これまた、私の場合ですが、まだ応募総数が50にも満たないくらいの早い段階で、いきおいで投稿した、というものでした。

他の応募者さんの作品は見なかった

投稿したのがものすごく早かったので、ほかの応募者さんの作品がどのようなものか、…のような、傾向と対策のようなものを一切しなかった、というものです。

文章を自己評価すると

受賞作を読み返してみて、自己採点してみたのですが、

・読書感想文として成り立っているか、は関係ない

…と思いました。

読書感想文の基本形を調べてみたのですが、

上記サイト様によると、

・書きだし
・その本をえらんだ理由
・感動したこと
・自分だったらどうするか
・結びの文

…という、構成を最初に決めよう!とあります。

私の受賞原稿を見ると、

①読了して理解したこと(読了して思うこと)
②感動した部分(自分自身が勉強になったこと・思うこと)×3
③まとめ(「ぜんぶすてれば」がすべてを語る)

基本に忠実か? というと、そうでもないのが伝わる…と思います。

「なぜこの本を選んだのか」…は、わざわざ書かずとも、ちりばめて自分の背景に組み込んでいけばいいのかな、と思うところです。
また、SNSでのコンテストなので、最初に結論のような、「読む前に感じていたことと読み終わって思ったこと」をひとつ書いておくと、審査する側に想像で立ってみても、わかりやすいのかなと思います。

また関連して「タイトル」ですが、タイトルにそういうわかりやすいことを入れたほうがいいか、については不要そうです。学生時代の感想文でも、「○○を読み終えて」というタイトルでもよかったように、私の記事も、ハッシュタグをそのまま付けました。

最重要箇所は、

「感動した部分」
「自分に置き換えた感想、自分ならばどうする」。

この部分で、「読書感想文」ですので、そう思った自分の背景をいかに語り切れるか、が重要では、と振り返るところです。

受賞した際、出版者様からこのような講評をいただきました。

『ぜんぶ、すてれば』を自身の経験と結びつけ、身体の中に染み込ませている。とても大切に読んでくださったことが、伝わりました。それは決して個人的な読みではなく「あの時は働けていた。あれはあれでよかった。…というきれいな思い出に仕上げたい錯覚」という一文には、私もハッとさせられました。
(編集部・林)

私は少し前に、自分の病でどうにもならなくなって休職したんですが、1年間大人の夏休みをとった結果、ものすごく自分と対話した…のです。

なんでこの病にかかったのか、いまはどういう風に思っているか、これからどう生きていきたいか、など…。気持ちの整理をしないと、なんだかもやもやが止まらなかったので…とは、いいわけですが、この自分で自分のことを考えることができていた点で、「本の感想」を外に吐き出すのにためらいがなかったのかな、と思うところです。

SNSでは、人に語るように、と言われることが多いですが、「読書感想文」にあたっては、「自分が思うことに正直でいい」…のではないかなと、思っています。(自分が思うことを表現すると、共感したり、人が気づいてくれるものが読書感想文ではないかと思います)

自分を話すことには恥ずかしさは捨てて!(気持ちは大いに、わかります…苦笑)さらけだしていきましょう。

ハッシュタグ

note編集部様からも公式に最近発表が出ていますが、「コンテスト応募作品に、関係のないハッシュタグが多い場合外させてもらうことがある」…と記載があります。

私が最近、コンテント受賞や、「編集部のおすすめ」にも1作選出いただいたのですが、ハッシュタグを狙ったものだけつけている、ということがあります。

普段の記事であればよいと思うのですが、コンテストなどにあたっては、コンテストのハッシュタグだけ~関連するもの5個くらい、というのがベターなのかな、と思っています。

受賞し終えて

賞をいただいて、改めて、noteの作品作りが楽しいなぁ、と思うようになりました。また賞をいただいたり、「編集部のおすすめ」に選出されたものが、かなり自分の話(昔話)も織り交ぜたものだったので、せっかく面白く思っていただけるならば、自分の思うことを中心に記事にしていけたらいいのかな? とふと思い、目標に「noteエッセイスト」を掲げることになりました(調子に乗りやすい(笑))

なんとなく自分のスタンス、立ち位置はこれかなぁ、とつづけるうち思えてきたので、やっぱり続けてみること、重要だ!と今回のことで勉強いたしました!

さて受賞した課題図書ですが、下記より、全文公開されております。

Amazonでも読み放題なので、ぜひ一度お手にとっていただきたいなと、ご案内させていただきます。

これからも「景品が欲しい」という現金な願望もたしかにありますが!(苦笑)コンテストに受賞すると、自分の外郭が決まるといいますか、他者視点で自分とは? に気が付くきっかけになることと思います。

コンテスト、参加してみたくなっていただけましたでしょうか!(笑)

全力でこれからもnote公式様のコンテストを応援していきたく思っています。

改めて作品を選んでいただきありがとうございました!

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