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映画で英会話#9  デス・プルーフ in グラインドハウス Death Proof(2007)

このシリーズでは映画のレビューをしながら、使える英語表現を紹介します


これぞ胸スカッ映画!

いつの時代もどこの国にもいるんですよね、女性を見下す男の人って。(もちろん、素敵な男性もたくさんいますよ)この映画のスタントマン・マイクも、本当に最低な男!ルックスがいいだけに厄介。有名な殺人鬼テッド・バンディも、顔も頭もよしで、それで女性をだまして殺害していたのを思い出しました。

私の中では正義のヒーローを演じる印象が強いカート・ラッセルの悪役ぶりが最高に不気味で良かった!本当に頭にくるキャラクターだから、ラストの女性陣の反逆が過ごすぎて、スッキリしました!

やっぱりクエンティンの映画は好きだな〜。


リーはどうなった?

最後は、屈強な女性陣に殴られまくるマイクですが、その中に、あのチアリーダー姿のリーはいない。リーは車を借りるために、車の所有者の男性の相手をすることになってしまい、結局彼女はどうなったのか分からずじまい、、、。彼女の無事を祈るばかりです。ちなみにリーを演じている女優さんは、以前記事を書いた映画、「10クローバーフィールド・レーン」に出ている、Mary Elizabeth Winsteadでした。そして、最近知ったんですが、彼女、Ewan McGregorと交際しているんですね。Ewanといえば、前の奥さんとおしどり夫婦で有名だっただけに、びっくりです!

この映画については以前記事を書いているので、読んでくれると嬉しいです。


今回の英会話 "That's what I love about Austin."

今回はスタントマンMikeと友達とバーで楽しんでいるArleneの会話です。

Mike: Did I miss my chance?
          Do I frighten you?

俺はチャンスを逃したのか?
俺が怖いか?

Arlene: (nod)
(うなずく)

Mike: Is it my scar(*1)?
俺の傷のせいか?

Arlene: It's your car(*1).
あなたの車よ。

Mike: Ah, yeah, I know.  Sorry.  It's my mom's car(*2).
そうか、すまない。俺の母親の車なんだ。

Arlene: Have you been following us?
私たちについてきているの?

Mike: No, but ”that's what I love about Austin”.
          It's just so damn(*3) small.

違うよ。そこがオースティンの素晴らしいところだよな。
本当に小さい所だよな。

*1 scarとcar
これは、今記事を書いて初めて気づいたんですけど、韻を踏んでいますね。あえてなのかはわからないですけど、こういうの楽しいですね。
ちなみに「韻を踏む」はrhymeと言います。

*2 It's my mom's car.
これは、本当にお母さんの車かはかなり怪しく、恐らく冗談ですね。
アメリカ人はなぜか、ジョークに母親を使うの好きですね。しかも、たいてい下品なジョークで使われる、、、。

*3 damn
このスラングも本当によく使いますよね。
一応、意味は、「~をののしる」、「呪い、罵り言葉」ですが、大した意味もなく、怒りや、負の意味のニュアンスをつけるために使っている印象です。

That's what I love about Austin.
「オースティンのそういうところが好きなんだ」
That's what I love about,,,
で、,,,のそういうところが好きなんだ。”そういうところ”については、この分の前でも後でも、どちらかで言えば、相手に伝わります。



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