数センチのゴミが溜まった汚部屋と思われてしまった部屋を片付けてスッキリした
以前、部屋の中が物であふれていた時に、
「これではいけない!」と決意し、片づけをしようと思った。
が、タンスが3本、布団や毛布なども何人家族か?ってほどあり、ゴミ収集の場所まで持っていくのも大変だった。
そこで、片づけを手伝ってくれる業者に連絡して頼むことにした。
売れるものは売ろうと思い、まず、洋服や靴を出張査定に来てもらった。
次に、着物を見てもらった。
着物は思い入れがタップリで、泣きそうになりながら査定を見ていて、その査定額に、またまた泣けてきた。
成人式の振袖は有名デザイナーさんのデザインだったので、高値がついたが、それでも悲しかった。
レコードのプレイヤーやスピーカーがあったが、とても手放す気にはなれなかった。
でも、レコードをゆっくり聞く時間もないと思い、近所のリサイクルコーナーに差し上げた。
ブランドのバッグはカビが生えていたようだったので、ゴミに捨てた。
後で聞いたら、多少のカビがあっても買い取ってくれたらしい。
自分で処分できるものは処分して、大きなものなどが残ったので、片付け業者に見積もりをお願いするのに電話してみた。
すると、ゴミ屋敷だと思われたらしい。
「1日で済むか分からない」「ゴミが何センチの高さになっているのか」など聞かれた。
そんな、何センチとかではなく、ただ量が多いと伝えたところ、「15万円と言いたいけれど、8万円にしておく」と言われた。
見てもいないのに8万円って…と疑問だった。
引越し費用よりも高い。
そこで、いつもお願いしている引越し屋さんに聞いてみた。
「引越しの帰り道に寄るので良いのなら」という事で、若い衆にお小遣い程度払ってくれれば良いと言われた。
結局、とても親切にタンスなど処分するために運び出してくれた。
そして、支払ったのは1万円。
それも、とても喜ばれた。
処分するまではグダグダと迷っていて、手放したくないと思っていた。
でも、一度処分すると、気分はスッキリ。
部屋の空気の流れも変わった。
それに、引越し業者の人の親切にも触れることができた。
抱え込むだけでなく、いまの自分に合わないものは、手放すことが大切だと知った。
それ以来、それほど物は欲しくなくなった。
感謝いたします。