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マグフォーマーと娘ちゃん

娘はマグフォーマーがお好きである。
それはそれは、お好きである。
保育園でも散々遊んだくせに、帰ってからもまだやりたがるお好みっぷりである。
あぁうん、そんなにも気に入ってるなら、高くても買って良かったわ。

実際こういうのって、『知育』って言うけど実際どのへんがどう学びに繋がってるのか、実は親はあんまりよくわかってなかったりする。や、親はっていうか、『私は』ではあるんだけど。みんなそういうのきっちり調べて買ってんのかしら。知育って言われると「ならいっか!」ってなっちゃって、何も考えずに与えがちなの、私だけ……?笑
なんか細かいものを手先で色々こねくりまわすのが脳にいいらしいっていうのは聞くけどね。メーカーHPによれば、数学的センスが実体験で得られるよ、みたいな話もあった。確かに、三角錐とかが自分の手で作れるのは、イメージを育てやすいのかもしれんねぇ。


↑上記のHPでは「3歳は平面、4歳くらいから立体を……」とか書いてるけど、うちの娘はもう全然立体で作る。まぁ周りの大人も一緒に遊ぶし、保育園でも散々やっとるもんな。
で、なんとなく『おうち』を作りたがる傾向がある。立体を作っては、扉のように四角形をキィと開いで「だれかはいるひとー。どうぞー」って呼びかける。

どうぞー

そこに入れるサイズのお友達は、我が家にそう多くはない。ニコニコした顔が描かれた積み木や、以前友達からもらったアンパンマンのフィギュアがジャストサイズで助かっている。

1人1部屋が割り当てられがち
(これは電車とのこと)


時々別のぬいぐるみも召喚されるけど、まぁ世の中何においても適切なサイズというものがございましてね。

レクター博士……?
ガンダム……?


最近娘が好んで作るのは、この形。

おぉ、円だなぁ。
広い空間が作れると嬉しいらしい。せやな。
なんかもうほっといても自力でこの形が作れるので、台形2つ→辺を四角で埋める→隙間を三角で繋ぐ→円が出来たら、四角で塀を建てる、の流れが頭にインプットされてるご様子。台形買い足してよかったわ。

更にそのまま高さが作られる建物。

三角形のピースが特にお好みらしく(ちっちゃいから?)、分担作業をする時も比較的三角形を担当したがる。でも三角形は小さいので、壁や天井面に使おうとするとかなりぐらつく。
一辺が大きくないと支えにくいとか、支柱を間に入れた方が良いとか、このへんは数学っていうより物理学の世界かねぇ。そういうのも感覚的に染みつかせられたら良いわね。

マグフォーマー、『一辺が同じ長さ』で合わせて作ってくれてるらしいんだけど、このへんの『三角』『台形』『ひし形』はみんな角度も60度で統一してくれてるっぽいなぁ。
中途半端に隙間が空くのは、娘としてはしっくりこなくて嫌らしい。ちょっと違う角度のを無理やり置いたりすると、スッと外される。お嫌なんですね、はい。まぁでも、ぴったり収まるのは気持ちいいよね、それはわかる。

そしてまた形成される壁

マジでこれ、パーツ何個あっても足りんな……かなり買ったつもりなんだけどなぁ。


余談ながら、『おうち』はキャラクターたちを招き入れたら役目を終えるらしく、そのまま娘の手でぐっしゃぐしゃに破壊される。
大事故なので、中のキャラクターを外に出してから破壊してほしい。

……え、また作るの?
はいはい。次何作ろか。またおうち?はい。

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