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唐突に始まる娘ちゃんの遊び〜ここどこ?/ガーン〜

「ママ、『ここどこ?』って言ってぇ」

今日も娘から、可愛らしく要求がなされる。
促されるままに「娘ちゃん、ここどこ?」と聞くと「ここはねぇ、おふろのなか!」とか返される。外だと「おそとのなか」という相反したワードを作ってきたりする。でもまぁ確かに……お外の中、ではあるのか……?

したたかなもので、先に「ママ、ここどこ?」と聞いてこちらに答えさせてから冒頭のセリフに持って行ったりする。事前に答えを聞いた上で、さも己が博識かのように答えて正解だと褒めてもらうのはいかがなものだろうか。まぁいいか。そんな出来レースでも正解だと言うと、「やったー!」と両手をあげてぴょんぴょん跳ねるので、大変に可愛らしい。


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流石にこれだけでは短いので、もうひとつ。
また昨晩からブームが来たらしいんだけど(波がある)、「ガーーーン!」とショックを受けたかのようなリアクション、あれが楽しいらしい。娘自身も言うけど、こちらに言わせる方がよりお好みなご様子。

昨日は『あっぷーだでぃだ』と急に言い出した。ちょっと前も『だっちゅーだでぃだ』って言ってたな、同じものかな。「だでぃだ」と「だりだ」の間くらいの発音なんだけど、マジで何のことか全くわからない。おしゃべりが上手になってきた今でも尚、たまに宇宙語は混じるもんだなぁとしみじみしてたんだけど、それを黙って聞いていたら、娘がこう言うのだ。

「ママ。『ガーン!』は?」

えっ、あっ、はい。えっ???
それは、「ガーン!」っていうリアクションをするのが正解のなにかなの?よくわからんが、そっちから正解を教えてくれるのは助かる。大袈裟に「ガーン!!」とリアクションをすると、ゲラゲラに声を出して笑ってくれた。これで良いんですね、了解です。
そのまま「あっぷーだでぃだ」→「ガーン!」→爆笑、の応酬が続く。「たのしいねー!」と娘が笑う。うん、楽しいね。何をさせられてんのか全くわからんけど。

こっちも同じリアクションばかりでは飽きてくるので、「ガン(小声)」とか「があぁぁぁん!!!(特大)」とか多少バリエーションも入れてみる。
「ちっちゃいガーンだ〜」と、それはそれでちょっとウケた。でもやっぱり、ほどほどに大きめの音量のガーンが楽しいらしい。そういやおかいつでも、ちょいちょいお兄さんお姉さんの顔芸付きで『ガーン!』的な表現入るよね。ちっちゃい子にウケやすいのかしら、あれ。

そしてあっぷーだでぃだはいつのまにか「オムレツ!」に変化した。
何故私は「オムレツ」なる単語に対して「ガーン!」とショックを受けるリアクションをさせられてるんだろう。全然わからない。そしてあっぷーだでぃだは結局なんなんだ。食べ物なの?そもそも名詞なの動詞なの?

まぁよくわからんけど、君が楽しいならなんでもえぇです。ガーン。

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