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娘とチョコレートアイス

昨日、保育園から帰る途中。
なんだかふと、アイスクリームが食べたくなった。そうだ、コンビニ寄ろう。

「娘ちゃん、ママ、アイス食べたくなっちゃった。コンビニ寄っていーい?」
「いいよー!」

気軽にOKをもらえる。
助かりますね。

「娘ちゃんも、なんかほしいのあったら買ってあげよう。なにがいいー?」

歩きながら問いかける。
まぁ大方、からあげクンとか言い出すんだろう。やわらかな肉は良いタンパク質なのでしっかり食べれば良いと思う。それとも、ジュースを求められるかな。アンパンマンラムネも売ってるけど、あそこで買ったことあんまりないからリクエストにはなりにく……


「ちょこれーとあいす!」
「ちょこれぇとあいす?????」


あまりに予想外の台詞が来て、3回くらい聞き返した。チョコもアイスも、まぁ食べさせたこと自体がないわけじゃないんだけど、そんなにこちらから推奨して食べさせようとはしていない。カロリーも高いし、冷たいものは娘が吐き出しがちだ。1歳未満で与えるハチミツのような『絶対あげちゃだめ!』枠ではないにせよ、まだその美味しさに目覚めさせるには早すぎるかなというか。

でもなんか、空気をつまんで口に運ぶ真似をしながら「あのねえ、ちょこれーとたべてるの!」などと遊ぶ娘の姿は何度か見かけてるので、娘の中に『チョコレート』という単語がインプットされてるのは、まぁ知ってた。
保育園のおやつでも使ってない気がするんだけどなぁ……?絵本とか……?うーん、どこから覚えちゃったんだろね。1回2回与えちゃったことがあるその機会に、もうインプットが済んでしまったんだろうか。

でも、「チョコレート」でもなく「アイス」でもなく、「チョコレートアイス」のご所望。
それは与えたことないぞマジで。あっ、こないだもらったアイスパズル……?いやでも、ミントアイスのインプットはされてないと思うんだよな。
マジでどこからきた……???


よくわからんが、コンビニに着くまで延々と「ちょこれーとあいす♡」「チョコレートアイスたべようね♡」と言い続けている。そこまで具体的に要求されたら、こちらも与えるしかないかなってなる。
どうせ私のアイス買うしな。


……安いアイスにしようかなと思ったんだけど、チョコレートアイスがない。
パルムみたいな『バニラアイスにチョコをまとったもの』とか、『チョコを使ったアイス』的なものはあったんだけど、なんかこう、『チョコレートアイス』に該当するかっていうと、ない。ないの?マジで?たまたま目に止まらなかっただけ?

めんどくさかったので、ハーゲンダッツ買った。2歳児にダッツ。あまりにも贅沢。
まぁいっか、たまに与えるだけのものだし。お酒とかも使ってないし。冬の濃厚チョコレート、とかになるとそういうのが増えるイメージあるよねぇ。あと、どうせ全部は食べきれないだろうから余りはママが食べるし。どうせ与えるなら良質なものを、というのも良い方針だわな、うん。

で、帰宅して、開ける。
「冷たいけど、べぇしない?」と念押しはする。一口目から吐き出されたらちょっと悲しい。しないと言うので、そっと与える。

「おいしーい」

気に入ったか、そうか。
そのままパクパクと食べ続ける。……これ、カロリーよりも体冷やしすぎないかって心配になるな?でも予想以上にしっかり食べてたので感心もした。2歳半、これも成長なのかね。

結局1/4パックくらい食べたところでストップをかけた。満足したらしく、残りはママが食べて良いと許可も出た。あざーす。
……うーん、普段チョコレートアイスってあんまり買わないんだけど、ダッツのチョコアイスってなんか『濃厚!』ではなく『お上品』って味がするな……きめ細やかに練り込まれたチョコーレートは甘すぎず、けれど決して薄味でもなく。幼児にもわかりやすい味かもしれない。

ママ用に買ったバニラのハーゲンダッツは、また後日食べるとしよう。んふふ。

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