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飴を作ってみる

夫が、喉が痛いという。
コロナ陽性だから無理もない。
熱はちょっと落ち着いてきたらしいものの、そりゃまぁねって感じである。

私も今のところ熱がない身とはいえ、あまりあちこち出歩く気にはなれない。娘も一応今日までは家に篭ってなければならないし。持ってたのど飴は全部あげたけど、そんなに大量に持っていたわけもなく。うーむ。


作ってみるか。


ネット検索してみたら、砂糖3:水1で煮詰めて冷やせばべっこう飴になるという。なるほど、それならできそうだ。流石に味気ないかなと思ったので、リンゴジュースなど足してみる。素人があまりアレンジをするものではないのだけれど、まぁこの程度で味がやばくなるこたなかろう。

煮詰めて、小分けにして、とりあえず常温でしばらく置いてみる。粗熱が取れてもまだトロトロしてるので、冷蔵庫に入れてみる。
……小一時間置いてみた。どうだ。……いやこれ、水飴では?器からコロンと落ちる、みたいのを期待したけど無理じゃん、にちゃーっと伸びるやつじゃん。ついでにお味見。うわ甘。レシピほんとにあっとるんか。

とりあえず、このままでは絶対固まらないのではという気持ちになったので(ネットレシピでも30分くらい置けばーとか書いてあったので……リンゴジュースでゆるまってしまっただろうか)、冷凍庫に放り込んで一晩置くことにした。
とりあえず固まってくれ、話はそこからだ。


で。

実はまだ自分で食べてないのだけれど、先に夫が食べたらしい。

「あれ、喉と歯にめちゃめちゃ沁みた……すごく甘かった……あの、でもありがとうね」

沁みるの?!!???!
ただの砂糖の塊なので、その反応は予期せぬところ。いやあの、無理して食べなくていいよ、それでもちゃんとお礼が言えて偉いな君。

次に試すときは『甘さ控えめ 硬い飴 自作』とかで検索すべきかね。いやまぁやっぱり、市販の飴が最強なんですけどね。

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