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声×NFT 第18回「ボイスクリエイター ちひろさんの活躍」


こんにちは!NFTナレーターの松本ふみこです。
「声×NFT」というこのシリーズでは、まったくITの知識がなかった私が、NFTやメタバースなどのWeb3業界に飛び込んで、声の活動をどう活かしていけるのかを模索し発信していきます。
今回は、ナレーターであり歌でも活躍するWeb3特化ボイスクリエイターちひろさんの活躍にスポットを当ててみました。

初めてこの記事をお読みいただく方、NFTって何?という方は、こちらの記事からどうぞ。


「NINJAメタバライブ」テレビ放映

先日、NinjaDAOの発イベントであるNINJAメタバライブという音楽イベントが、テレビのBS放送で紹介されました。

Ninjaメタバライブについてはこちらの記事でも紹介しています。

NinjaDAOについてはこちら


番組では、新しい形のライブイベントとして、出演者のインタビューとともにライブの様子やその裏側が紹介されました。
同じコミュニティで活動する身として、仲間の活動が紹介されたことはとても誇らしく嬉しい出来事でした。
今回、映像の制作元にネット上にアップする許可をいただけましたので、
VTRでご紹介します。

9月14日にBS12 トゥエルビにて放送された 
午前3時の音楽会(毎週火曜深夜 3:00〜3:30)のワンコーナーです。

そして、今回注目したいのは、このメタバライブに歌手としても出演されたナレーターのちひろさんです!
ちひろさんは宅録ナレーターなのですが、歌がとても上手で、たびたびメタバライブに出演されています。
そんな経緯もあり、今回のテレビ放映に当たって制作会社がナレーターを探す上で、彼女が適任だとの白羽の矢が立ち、番組のコーナーナレーションを任されることになりました。
ナレーターを始めて一年も経たない彼女が、テレビナレーションの仕事をゲットしたのはとてもすごいことだと思います。

Web3特化ボイスクリエイター ちひろさん

ちひろさんは「声を使ってWeb3の可能性を切り拓く!」をモットーに、ナレーションやキャラクターボイス、歌などで活躍するナレーターさんです。最近はWeb3特化ボイスクリエイターという肩書で活動されています。
ナレーター歴は浅いものの、バイタリティがあり行動力のある方で、すでに色々な場所で活躍されています。
これからはWeb3に特化した活動をしていくと決め、NFTクリエイターを応援する活動やWeb3を広く知ってもらうための活動に力を入れています。
ですが、そんなちひろさんもすぐに活躍できたわけではなく、様々な苦難があったそうです。


これまで

数カ月前までファーストフード店で働いていた彼女は、憧れだった声の仕事がしたいと一念発起し、宅録ナレーターとしてクラウドソーシングサイトの仕事などを始めました。

仕事をなかなか獲得できなかったり、低価格での受注やクライアントからの厳しい要求などにかなり消耗していたといいます。

そんな中、Voicyのイケハヤさんの発信やHITOCOEの「声×NFT」の記事をきっかけにNFTを知り、Web3の世界に興味を持ったそうです。

その後NinjaDAOに入り活動を続けていく中、Web3にもっとリソースを割いて活動をしたいという思いが強くなり、Web3特化という看板を掲げる決意をしたそうです。

とても勇気のいる決断だったと思いますが、ちひろさんの情熱に周りの人もそれを応援したくなり、その応援に応えたいという気持ちがさらに彼女のエネルギーになっているように感じます。

自分の葛藤などを、以前NinjaDAOのVoicyチャンネルで話している回がありますので、興味のある方は聞いてみてください。(チャプター3・4)
これまでの過程を赤裸々に語っていますので、共感する部分は多いかもしれません。
このHITOCOEの記事のことも話してくださっています。

今後・目標

ちひろさんはパイを広げるボイスクリエイターを目指しているそうです。
NFTクリエイター活動を広げるためのイメージ動画を制作したり、司会業で築いた人脈を活用し、NFTのイベント会場として利用できるようにするなど、NFTの事業化を後押ししたいといいます。
Web3で活動する人たちの活躍の場を増やす活動をしていきたいそうです。

とても共感します。
私も、Web3で活動する人たちとナレーター・声優として活動する人たちが繋がり、お互い活躍の場を広げられればいいなと感じています。

ボイスクリエイターというネーミングも素敵ですね。
ナレーション・キャラクターボイス・歌も歌えるちひろさんならではだなと思いました。

狭い世界・発展途上の業界である強み

Web3に特化したことで、テレビナレーションの仕事にたどり着きました。
とてもニッチな業界に特化したはずが、逆にこれまでは手が届かなかったテレビの世界からお声がかかったのがとても面白いなと思いました。
そして夢があります。
何がきっかけになるか分かりません。

もちろん、ちひろさんはナレーションがとても上手ですので、ご自身の努力のたまものでもある事には変わりありません。
ただ、狭い世界にいることで、そこに造詣が深いナレーターというだけで一気にライバルが減る!という現象が起こります。
そして、その業界での人脈も作りやすい。
そういうチャンスのつかみ方もありだと思います。

今、宅録ナレーターの数も増えていますし、努力してもなかなか案件につながらないというケースも多いのではないかと思います。
私もそうですが、クラウドソーシングサイトではなかなか採用されないし、営業メールは返事が来ないしで、今でも案件受注には苦労しています。

しかし少しずつではありますが、NFTの業界で報酬をいただいてナレーションを読むというお話もいただけるようになってきました。
今後Web3が広がっていく過程で、今回のちひろさんのように、映像の内容とかかわりの深いナレーターとしてチャンスが巡ってくることもあると思います。

まとめ

今はまだ黎明期だけれど、今後発展していくであろう業界に関わっていることは、それだけ可能性が広がっているということだと思います。
Web3に限らずですが、仕事のチャンスのつかみ方のひとつとして大事な視点かなと思いました。
そして何より、とても夢のあるエピソードだと思いましたので、今回ご紹介させていただきました。
これからも、新しい世界のワクワクするようなエピソードをお届けしていければと思っています。



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〇Twitterアカウント:@narratorfumiko
〇ウェブサイト:フリーランスナレーター松本ふみこ







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