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久々にメーカーズマークを買った

今回は久々に趣味の話。
先日映画を観た後メーカーズマークを買った時にふと思う事があったので、記事にしてみる。
ネタバレほどではないけど、PAworksさんの映画 駒田蒸留所へようこそ のあらすじに少し触れます。

安いうちにとメーカーズマーク買った

先日、ウイスキーの蒸留所が舞台のお仕事映画、駒田蒸留所へようこそを観てきた。1人のウイスキー好きとして注目してて、実際に滅茶苦茶楽しんだ。
1度生産がストップした蒸留所を再建し、今は作れなくなったウイスキーをもう一度作る為に奔走するヒロインと、それを追う主人公の記者。その過程で起こる色々な出来事は実際に数々のウイスキーの蒸留所で起きた出来事で、恐らく秩父蒸溜所の歴史がモデルなんだろうけど、私の頭の中には色んなウイスキーが駆け巡った。
そのうちの1本がメーカーズマークで、来年の4月に値上げする事、歳末特価で安くなってた事もあって、今手元に無いしとなんとなく手に取って買った。

初めてメーカーズマークを買った時の事を思い出した。

メーカーズマークの1番有名なエピソードというか、もはやセールストークに近い話の中で封蝋の話がある。
ボトルに栓をした後、1本1本手作業で赤い蝋で止めて未開封なまま貴方に届けるという、まぁ今になって思うとそこを強調するのがいかにもサントリーらしいなと思うエピソードなんだけど、初めてメーカーズマークを買った時は棚の奥からほじくりだして、その中から自分が1番綺麗だと思う封蝋のやつを買った。
そもそも3000円未満のウイスキーを滅茶苦茶欲してた感覚は今は薄いし、多分当時ウイスキー界隈の暗い話とかは知りもしなかったし、今になって思うと1番素直にウイスキーを楽しんでたのはあの時かなと思う。

一方で解像度は上がった

ウイスキー好きとして楽しんできた中で、初心者の頃持ってなかった楽しみ方もあると思う。
そもそもなんでメーカーズマークが欲しくなったかって、メーカーズマークが4度も生産をストップしたにもかかわらず、今どこでも買えるウイスキーになっているという歴史を知ってたからだ。
映画の中のエピソードのモデルは日本の蒸留所から来てるだろうから、メーカーズマークは関係ないんだろうけど、色々な所で色々なウイスキーの事が頭をよぎってとても楽しかった。
ウイスキー初心者だった当時にこの映画を観たとして、今と同じくらい楽しめたかも知れないけど今ほどの解像度は無かったと思う。
さらに言えば、この映画の中では沢山の蒸留所が出てくるんだけど、その1つ1つは実際の蒸留所をモデルにしてるみたいなので、私よりもっとコアな、色んな蒸留所を見学した人達は私よりもっと解像度高くみれたと思う。実際唯一見学に行った嘉之介蒸留所っぽい所が出てきた時はテンションあがったし(笑)

初心者の頃の全てが新鮮だったあの感覚は今は無いけど、当時より幅も広くなったし深くなったと思う。
けれどまだまだ浅くて狭い自覚もある。今後もっと突き詰めようと思えば、もっともっと解像度も上がると思う。
それを悪い事とも、残念とも思わない。

あとがき

映画を観てメーカーズマークを買ったという話なのに、どっちも深掘りしないという、相変わらず自分語りな記事でしたが、読んで頂いてありがとうございました!
今回触れた駒田蒸留所へようこそも凄く良い映画だったので、ウイスキー好きな方はもちろんそうでない方にも観て頂きたいし、メーカーズマークもバーボン入門の1本に自信もって挙げられる飲みやすいウイスキーなので、コンビニでミニボトルでも取ってみてはいかがでしょうか。
ってえ、先輩面するほどレアなウイスキーでも無いし、言うて私もにわかですが_(:3 」∠)_
それでは、今回もありがとうございました!

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