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【コラム】面接で聞かれること

面接での質問はどの企業でもおおよそ同じ内容で、決まった流れです。
転職の面接時に必ずおさえておきたい基本の6つの質問と答える際のポイントを紹介します。
あらかじめ面接で聞かれることや好印象を与える答え方を把握して、十分に対策しておけば、自信を持って本番に臨めるでしょう。
これから面接を控えている方はぜひ参考にしてください。


1.自己紹介

「自己紹介」と「自己PR」は別物です。
「自己紹介」は自分の基本的な情報、「自己PR」は自分の強みや意欲をアピールするものです。
「自己紹介」では自身を簡潔に紹介することが求められます。求職者の人柄、考えを言語化し伝える力などをチェックしています。
基本的には以下の流れで話すと良いでしょう。
①あいさつ
②氏名
③趣味や性質など自分らしさが伝わるようなもの
④意気込みや、面接の時間をいただいた感謝の気持ち
第一印象を決める大事な場面ですので、ハキハキとした口調で話しましょう。

2.志望動機

なぜその企業に応募したのか、その理由を明確に伝えることが大切です。
その企業以外にもたくさんの競合他社が存在しているのになぜ自社を選んだのか、明確な志望動機と志望理由がなければ、面接官は「どこでもよかったのではないか」と捉えられてしまいます。
「今までどんな仕事に関わり、どんな経験を積んできたか」など今までの経験と、それをどう応募企業で活かし目的を実現できるのかを伝えることで、仕事に対する意欲を見せることが重要です。

3.長所・短所

自分自身の長所と短所を正直に伝えることが求められます。
自分を正しく客観視し理解できているか、企業が長所と短所を聞く理由の一つです。
面接で使える短所から長所への言い換え例を紹介します。自分の長所と短所が思いつかない人は、以下の例を参考に考えてみてください。
要領が悪い →目の前のことに集中できる
引っ込み思案 →聞き上手、サポートが得意
落ち着きがない→好奇心旺盛、行動力がある、積極性がある

4.自己PR

自己PRでは「自身の得意分野はなにか」「会社ではどのようなことができるか」など企業側へ、自分を採用するメリットをアピールする重要な項目です。
まずは企業研究をしっかりした上で、以下のポイントをおさえ、面接官が分かりやすい簡潔な自己PRにしましょう。
・要点を押さえて簡潔に作成する
・○倍の売り上げ、○%の増加など数字を使って具体的にアピールする
・自分が達成したエピソードを盛り込む
・会社ではどのようなことをしたいのか
・応募企業、職種にリンクするものをアピール

5.退職理由

前職を辞めた理由を聞かれることがあります。その理由を明確に伝えることが求められます。
「転職後も不平不満を言うのでは?」「同じ理由で退職する可能性があるか」や、「人柄」を知ることで入社後に活躍してくれる人材かどうかを判断しています。
転職理由・退職理由を回答する際は「ポジティブな内容」に変換することが大切。
「給料が低かったから」が理由だったら「会社全体の給与基準が低く、生活が厳しかったため上司に相談しましたが、給与アップは見込めないと言われ、転職を決意しました。御社は給与は実力主義だと伺っており、今後はエンジニアとしてスキルアップし、収入アップとキャリアアップを目指したいと考えています。」
といった内容で、収入だけでなく前向きな内容もアピールしましょう。

6.逆質問

面接の最後に「何か質問はありますか?」と聞かれることが多いです。
疑問点や不安に思っていることを聞くだけでなく、入社意欲の高さをアピールすることも可能です。
・将来の成長の機会について
・チームメンバーとの連携や協力はどのように構築されるか
・将来の成長の機会について
・従業員のスキル向上や学習の機会に力を入れているか
など実際に入社して働いる姿をイメージし「働きたい」という意欲があることをアピールしましょう。

まとめ

面接では、自己理解・企業理解が必要不可欠です。
面接の質問対策を進めるにあたっては、場当たり的に進めるのではなく、自己分析と企業研究から始めましょう。
面接までに、想定される質問に対しての回答をイメージしておけば、落ち着いて答えることができます。
高評価を得られる面接となり、内定へとつながるよう、皆さんの就職活動を応援しています!


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