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【覚えておきたい退職時の手続きについて】

今回は、退職時の手続きについていくつかポイントがあるためまとめてみました。
この記事をぜひチェックしてみてください。


1.退職の意思表明

まずは会社の就業規則を確認しましょう。会社によって退職意思を伝える時期の指定が記載されている可能性があるので、まずは確認しましょう。

ポイントは2つ!
・伝えるのは、直属の上司
・伝える時期は、遅くても退職希望日の1か月前が理想

退職の意思表明後、退職日や引継ぎについて上司と相談をしていきます。
法律では、退職希望日の2週間前までに意思表明するよう定められています。ただし、円満退職を希望するのであれば早めに伝えることをおすすめします。

2.退職願/退職届を提出

「退職願」は、退職させてくださいというお願いをするものです。
ちなみに私は口頭で伝えました。文書にしても口頭でも大丈夫です。
「退職届」は、退職しますという強い意思を示すものです。正式に退職の意思・退職日を示すために提出します。

ポイントは2つ!
・提出書類は慎重に
・提出は1か月~2か月前

3.引継ぎ

退職届を提出後、社内の皆さんに退職することが伝わります。
その後、自分の仕事を誰が引き継ぐかを告げられます。その後順次引継ぎ作業を行っていきます。私は、引継ぎが開始する日までに事前に資料を作成し各担当者へ渡すようにしていました。社内での引継ぎ、社外のお客様へ新しい担当者のご案内等、限られた時間の中で対応していきます。

4.書類受け取り・備品返却

最後に退職の手続きをします。

必ず受け取る書類は3つ!
・雇用保険被保険者証
・年金手帳
・源泉徴収票
源泉徴収票は、転職先が決まっている場合には転職先に提出、決まっていない場合は確定申告で必要になります。

各書類の受け取りについては、退職日~退職後1か月以内で受け取ります。
また退職後、離職期間があるなら受け取る書類はプラスで2つ必要です。

プラスで必要な書類2つ!
・離職票
・健康保険資格喪失証明書

離職票については、転職先が決まっていない場合は不要なため依頼をしないと発行されない場合もあります。しっかり必要であれば伝えましょう。
健康保険資格喪失証明書については、退職後にすぐに再就職するのであれば不要です。無職や自営業になる場合は必要です。この書類も自分から申告しないともらえない可能性があります。

一方返却するものは3つ!
・健康保険証
・社員証/社章
・名刺

最終日にはしっかり返却するようにしましょう。
これも返却時期は、書類受け取りと同様退職日~退職1か月以内です。

5.まとめ

いかがでしたか?
退職するにも色々手続きがありますが、しっかり抜け漏れないように丁寧に対応をしていきましょう。


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