焼菓子焼く夜

1月からテイクアウトで始め
店内営業も始まったものの
ちょっとした違和感があったのは
焼き菓子の売り上げが落ちていたこと。
去年怪我するまでは毎日毎日
朝と営業終了後にもくもくわさわさ焼いていたのにその必要がなくなっていた。
はて...。

心当たりがあるとすれば
ランチをやめたこと。

お昼に女子たちがワイワイ楽しく食事して会計時にそのウキウキのまま焼き菓子を選んで買って行った割合は大きい。
例えば何かで奢ってもらった時にお礼に焼き菓子を3つ4つ買って渡したりとか。
規模を小さくしてしまうとそういうこともなくなってしまう。現在ちょっとだけ年齢層も上がったこともあるだろうし。
純粋にお菓子だけを買いに来てくれるお客さんは意外と少ないのかも。
と思っていた今週。
焼き菓子ギフトの注文が殺到してちょっと来週はアップアップになってしまった。私のお菓子を選んでもらえるのは純粋に嬉しいのでできる限り頑張ろうと思う。

ギューッと詰めたい派

開けた時に「わっ‼︎」と思ってもらえるギフトを目指している。できればドリップパック入りが嬉しい。お菓子屋さんではないので。

怪我が治り右手がほぼ元通り使えるようになると以前にも増してこの手で何かを作り出す事の喜びを感じる。
同じく手を怪我して治った友人が
少し不自由でも「新しい個性だ」と言い切った。
まるで「芸術は爆発だ」のニュアンス。
この手と生きていく。
たくさんのおいしいと感動を作り出す。
頼むぜ相棒。
今日はマドレーヌとドロップクッキーと型抜きクッキーとパウンドとシフォンを焼いていたら夜中の11時を回ってしまった。そろそろ帰るかな。
今日もお疲れさま私。