英国ぶらり(9) 街角での拾いもの
グラスゴーのホテルの隣りにあったレストラン、なんとも魅力的なネーミングだったのですが、残念ながら食べそこねました。
もちろんメキシコ料理のようでしたが、あいにく辛い物苦手の同行者がいたもんで。それにちょいとお高めだったし。【サントについては、こちら】
グラスゴーの地下鉄駅では、こんなものも目につきました。
第三軌条というやつで、狭いトンネル内の地下鉄に電気を供給するのに使われるシステム。東京メトロでは銀座線と丸の内線だけにありますが、世界各地の地下鉄にあります。グラスゴーの地下鉄もこのシステムを使用しております。高圧電流が流れているので、まぁ確かに「危険」ですね。
前回の生き物編で忘れてた、グラスゴーのクライド川岸の公園にいた小鳥です。なんて鳥なんだろう?
同じくクライド川岸にあるのが、こちら。グラスゴータワーです。
たしか20年前に訪れたときには、息子を連れてテッペンまで行ってグラスゴーの町を一望にしたんですが、今回はどうも稼働していなかったみたいです。だいぶん古いからなぁ、やめちゃったのかな?
スコットレイルの高架線路橋なんですが、そこにポップな絵画が描かれています。落書きではないんでしょうが、人類という生物は壁があると絵を描きたくなるもんなんでしょうかね。
教会の床っていわれると、「インディ・ジョーンズ」や「ダ・ビンチ・コード」以来、なんか秘密が隠されてるイメージがついてますね。やたらとこんな暗号めいた文字とか記号が刻まれてますからね。夜中にこっそり戻ってきて、掘ってみようか。
まあたいがい地下にはお墓があるものなので、人骨くらいは出るでしょうけどね。
エジンバラ城付近も、やっぱりドローンは禁止のようです。海外からの観光客が多いので、表示はこうしたピクトグラム風。
こちら、ストーンヘンジでも、やっぱりピクトグラム風表示。歩くかバスか、ですね。
こちらはバースの町の名所ナンバーワン。
バースにあるこちらのローマ風呂、イギリスで唯一の温泉だそうです。イギリスって山がないんだから、当然火山もないんだろうね。
風呂のことを英語で「bath」というのは、この町がバース(Bath)だからなのか、それとも風呂(bath)が名物だからバースになったのか? 諸説ありますね、たぶん。
こちらはコッツウォルズのレイコック村。
そんなに人口も多くなさそうな村に、なんでこんな広い広場があるんだろう。グラウンドとかサッカーコートじゃないみたいだったけど。来月にはここでフェスティバルがあるってポスターが貼ってあったけど、年に一回くらいのそのためだけに、この芝生広場がきれいに維持されてるのかな。
ロンドン塔のホワイトタワーの1階(イギリス風の1階じゃなくて、グラウンドフロア)には、こんなものが。
もともとあったノルマン人の要塞の上に、ローマ人がロンドン塔を築いた証拠の遺構らしいです。日本の城や寺でもときどきこういうの発見されてますよね。豊臣秀吉の大坂城の石垣が、いまの本丸跡に埋まってたとか。こういうのって、無条件に興味が湧きますよね。あれば必ず覗いちゃいます。
どこに旅行に行ってもテレビ小僧なのは相変わらず。ですが、今回の旅ではあまり地元の番組は見ませんでした。旅行日程が、パリ・オリンピックの日程とまともに重なっていたからです。おまけに、現地パリとイギリスの時差はわずかに1時間。
テレビ局がオリンピック大好きなのは、イギリスでも同じようで、BBCも延々と中継してました。ただし、人気種目が違うせいで、日本では高視聴率を稼いだであろうレスリングとか女子やり投げとかは見られませんでした。高飛び込みとかはたっぷり見たけど。
画像のマラソン中継は朝のスタートだったので、朝食を食べながら男女ともほぼ全レースを見てました。ただ、あちらの中継は日本のテレビに較べると非常に地味かつシンプル。日本ではゴタゴタとさまざまなデータが画面に表示されますが、それはほとんどなし。タイムと順位が映っているだけで、あとはほぼ中継アナまかせ。なんか新鮮でしたよ。
旅行後半にはオリンピックが閉幕したので、少しは通常番組が再開してましたが、スポーツ中継はクリケットばかり。人生でもっともたくさんクリケットの試合を見ました(ルールはよくわからなかった)
ミニチュアのストーンヘンジ。もっと大きいのもあったけど、荷物増やしたくないので、いちばん小っちゃいのにしました。これは保存版ですが、こちらはすでに消費されました。
チョコレートヘンジですね。形が違うだけで、フツーのミルクチョコでした。
これは超定番。
どこで買ったかは、言うまでもないでしょ。
今回もっともスリリングだったのは、帰国時。ちょうど帰国便が羽田空港に着くくらいのタイミングで、台風が関東直撃という予報が出てたんです。最悪、帰国がズレるかもと気を揉みました。じっさい、われわれのひとつ後の便で帰る予定だった知り合いは、フライトがキャンセルされてロンドンに余計に一泊する羽目になりました。
こっちは日本のニュースをネットで見て(便利になったねぇ)ヤキモキしていたのですが、英国航空は泰然自若。なんのアナウンスもないまま搭乗し、飛び立ってしまいました。札幌とか関空に下ろされるんじゃないか、悪天候で大揺れするんじゃないかと、半ば覚悟していたんですが……
なんのトラブルもなく、無事に帰国できました。先に悪口も書きましたが、英国航空のパイロットはいい腕してますね(笑)
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