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香港弾丸旅行

はい、正月早々の元日に大阪まで日帰りでサッカー応援に行った話は前に書きましたが、その結果、われらが川崎フロンターレはアジアサッカー連盟の主催するアジア・チャンピオン・リーグ(ACL)で、香港のクラブと予選で同グループになることが決まりました。

アウェイツアーの案内をみると、おお「一泊二日」のコースがあるじゃないですか。香港は、かつて20回以上も通った、いわばおなじみの町。これは行くしかないと、さっそく申し込みました。息子は学校があるので留守番、今回は夫婦旅です。

で、申し込んでから気づいたのですが、出発時間が早い!

ツアーの便は朝9時5分発。成田空港集合は午前7時。どう考えても、川崎のわが家から電車やバスでは間に合いません。

けっきょく、早朝4時半に車で出発して高速道路をひた走り。たどり着いた成田空港には、人影もまばらです。

なんとか無事に搭乗しましたが、アメリカやイギリスに行くのにくらべれば、香港はかなり近いですね。機内で映画を2本を見ればもう到着。

到着は現地時間で13時半。入国手続き→バスでホテルへ→チェックインの手順です。今回のホテルはチェンワン(荃灣)にあるパンダホテル(悦來酒店)です。なぜ「パンダ」なのかは聞かないでください。

チェンワンはわりと空港に近い場所にあるので、ホテルに到着したのは15時過ぎ。で、メインたる試合会場への出発の集合時間は17時。ううむ、わかってはいたが、忙しいぞ。

ということで、あわててホテルの地下にあるレストラン街へ行って、試合前の腹ごしらえ。

香港で、いきなり台湾麺ですか。

試合会場は、繁華街のモンコック(旺角)にあるスタジアム。小ぢんまりしたサッカー専用スタジアムですね。横浜にあるニッパツ競技場を二回り小さくした印象ですが、ほんとに町の中にあるので、高層ビルに囲まれて、ますます小さく感じます。

ご覧の通り、われわれが入場したキックオフ2時間前にはこんな感じでしたが、試合の注目度は高く、見る見るうちに満員に。チケットは完売だったそうです。けっきょく、試合開始の20時ごろには、こんな状態に。

試合は、開始早々、川崎に退場者が出るなどあり、1-1のスコアでドロー。なかなかハードな試合でした。

ホテルに戻ったのは、もう23時近く。さてさて夜食でもと思ったら、ホテル周囲ではすでに開いてる店もまばらです。やむなく夜食は、開いててよかった、セブンイレブンのサンドイッチ(三文治)ですませました。

で、今回もっとも受けたのが、いっしょに買ったコレ。

このデザイン、漢字を見れば、誰だってミルクコーヒーのたぐいだと思うでしょう?

ぐっと飲むと、やや甘いのですが、その甘さが異質なうえに、独特の風味が……そう、これは小倉アイスの味だぞ。

で、よくよく見ると、豆のイラストの上の文字列は「紅豆奶茶」 ああ、なるほど、アズキなんだ(奶茶はミルクティーのこと) まあ納得して飲めば、なかなか捨てがたい味でありました。

翌朝はさすがに早起きもできず、ホテルのバイキングで朝食をすませたら、もう9時過ぎ。チェックアウトタイムは12時で、集合はホテルロビーで12時半。

でもせっかくなので、繁華街のチムシャッツイ(尖沙咀)まで繰り出します。地下鉄で片道約30分の道のり。けっきょくあちらにいたのは1時間ほど。

じつは香港に来たのは13年ぶり。かつては主戦場にしてきたチムシャッツイの変貌ぶりを確かめたかったのですが、変わっているのかいないのか、いまひとつピンときませんでしたね。まあ香港ってところは常に変化する街ですから。

チムシャッツイよりも面白かったのは、ホテルから地下鉄のチェンワン駅へ向かう街中。徒歩15分ほどの道のりの大半が、こんな感じ。

中央の通路の両側に、小さな区画に分かれた店舗がずらり。これが5~6棟のビルを貫いてずーっと続いています。飲食店や衣料品店、雑貨店などや、電脳ショップやオタクっぽい店、さらには学習塾まで、その種類は多彩です。

たとえて言うなら、中野ブロードウェイが、横にずーっとつながっている感じでしょうか。時間が早かったので、まだ開いていない店も多く、おまけに時間が足りなかったのが、残念です。

かつてはチムシャッツイもモンコックもこんな雑然とした雰囲気でしたが、今はわりと洗練されて垢抜けてきました。でも、チェンワン付近は、まだ往時の香港の雰囲気を残しているようですね。

ということで、ホテルを出て空港へ。15時過ぎの便で、あわただしく香港を出発しました。

家を出発したのが水曜日の午前4時半。帰り着いたのが木曜日の23時近くだから、全行程たったの42時間余。さすがに大忙しの旅でありました。

で、帰ってきてから、中3日で日曜日には地元の等々力競技場で、Jリーグ・ホーム開幕の対サガン鳥栖戦が開催されました。もちろん、参戦しましたとも。

選手も大変ですが、サポーターも楽じゃないですね(笑)

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