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kintoneSIGNPOST:担い手を増やす

※収録時の音声を「音声入力機能」を使って文字起こししています。多少整えていますが、「話し言葉」であることをご了承ください。

にこさんの今思っていること、略して「イマオモ」

ども、にこさんです。この番組では私自身が見聞き経験してきたことをベースにした、ちょっとした生活や仕事の工夫ハックみたいなものを話したり、これから行ってきたい!だったり、興味持ったりしていることを、とりとめもなく思うままに話していきます。

16日目。1月16日の収録です。いつも聞いていただきまして本当にありがとうございます。

今回は本来の路線に戻りまして、「kintoneSIGNPOST」に触れていきたいと思います。今日取り扱うメッセージは「担い手を増やす」です。このカードには「担い手が増えればkintoneの活用も広がる。」「kintoneが利用者に認知され始めたか、今後は利用者自らがkintoneで業務改善を進めてほしい」と言うシーン。「いつまでも同じメンバーのみで、kintoneアプリの作成や運用をしていては、増えていく現場の要望に対応することが難しくなって、そこで利用者や機能の範囲を決めた上でkintoneの担い手を増やしていく」ということが求められていくと言うものです。メッセージはあくまでkintoneになぞらえたお話ですが、使っているツールが違うものであったとしても、業務改善で仕組みを作っていく上でこういった心がけが必要なのでは・・・と言うふうに要約してお聞きいただけるといいと思います。

私自身これまでソーシャルセクターや福祉の事業者に向けた「仕組み化」を実施している中で、あえて「IT」とか「DX」という言葉を使わずに「仕組み化」とお伝えしながら、業務改善の伴走支援をしておりますが、そこで大切にしている心がけの1つが、今回の「担い手を増やす」と言うところなんです。様々な方とお付き合いをさせていただく中で、期間を決めて対応していくことを大切にしています。というのも、このkintoneと言う仕組み自体は、「誰もが簡単に作ることができるようなプラットフォームである」と言うふうに感じており、いつまでも専門家がいる必要はないと思っています。そのプラットフォームに皆さん自身が馴染めば、自分たちで作れるようになると思います。1番最初の使い方や作り方がわからないところについては、「こういった考え方の下で付き合っていくと良さそうですよ」って言うお話をしつつ、手元で作りながら皆さんに理解いただくこともあります。そこから大体半年から1年の間に、使いつつ作りつつができるようになり、その中でも専門的かつ技術的で分からないところがあったらお答えしますが、皆さん慣れてくるんですよね。最初は1つのアプリだけで完結しながら業務にトライをしていくんですけど、ゆくゆくは「もともとあるマスターデータ」が格納されているようなアプリをうまく使って、「ルックアップ」とか「関連レコード」と言うアプリのつながりを意識していけるようになってくると、似たようなExcelファイルがたくさんできてしまうような、データの重複管理とかもなくなってきたりするんです。「担い手を増やす」と言うことで、「自分で作れる人を増やしていく」と言う観点に加えて、作られてみんなが使うものを運用していくわけですので、「このアプリがどのような用途で使われているか」と言うところを把握できる人。いわゆるシステム管理者的な立ち位置になれる人を指します。。実際にそのアプリの中身を見ていただいて、「こういう風な設定になっているのね」ということを瞬時に理解することができる人を増やしていくだけで、普段の情報の取り扱いに迷いがなく、業務を遂行していけるようになるんじゃないかなと思っています。そこら辺は規模が大きいような企業さんだと、運用するシステム部門があって、そこに聞くといいよという形になっているかもしれませんが、情報を取り扱う最前線の自分たちが、その仕組みを深く理解するということが、これからの組織やチームの改善のためには必要だと思っております。そういう意味でも使えたり、使い方が理解できる、そしてそれを新しく入ってきた人に教えることができる・・・と言う、いわゆる「担い手」が増えていくことによって、組織自体がぐっと上がってくるんじゃないかなと考えています。今後私自身が関わっていくようなもの全てにおいても、「私がいなきゃできない」って言うような事は絶対なくしていきたいと思っていて、もちろん専門的なことについては引き続き支援していきたいと思っておりますが、日々の運用については自立自走出来るような形にしていけるようにお伝えしていきたいと思っております。こういう考え方自体が、より業務改善を持続可能なものにしていくことができると捉えていただきたいと思っております。

今回は「kintoneSIGNPOST:担い手を増やす」をお話しさせていただきました。個人にしても団体にしても、「できる!」のひらめきに出会えるような働きかけをしていきますし、もしこの番組をお聞きになられた方が「おっ?」と思っていただけたのであれば、とても嬉しいです。

それではまたいずれどこかで。ばばーい!




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