最終回の自分をイメージする

漫画やドラマの主人公はほとんどの場合、物語の最後には成功する。
でも最初から成功している主人公はいない。ストーリーの中には仲間を失ったり、病気になったり、自分のミスで負けてしまったり色んな失敗や苦しみを乗り越えて成功するのだ。そして僕たちはそんな失敗のシーンを見ているからこそ成功したシーンを見て感動するのである。

サトシだってポケモンマスターするのに22年かかっている。笑
僕が生きている年数(22)と同じだけずっと苦しみを味わい続けてようやく優勝しているのだ。だからこそ世間ではなぜかyahooのトップニュースになったしニュースにもなったし、10年くらいポケモンを見てなかった僕みたいな人間でもなぜか感動してしまった。

そしてこれは人の世界でも起きられないだろうか?
サッカー日本代表の長友選手はNewsPicksでこんなことを言っていました。

失敗も成功もヒーローになるためのストーリーの中での出来事である。

つまり長友選手は自分の中で描くストーリーを生きていて、その中でのストーリーを生きているのです。

これは充実した人生を送る上で大事なことなのだと思います。
人が失敗を避けてしまうのは失敗が怖いから。人間の本質としてそれはしょうがないことだと思います。けれども、それを自分の人生というストーリーの中で「5話目くらいによくある挫折だな」と思えばその先の10話での成功や成長に向けて頑張れる、そして進んでチャレンジできるのだとこの記事を読んで感じました。

じゃあどうしたらそのような思考になれるのか。これはこの記事には書いてなかったんですがまず大切なのは

最終回の自分をイメージすること

だと思います。その最終回というのは別に死ぬ前とかでなくても5年後とか半年後とかでもいい。ドラマや漫画も最終回で主人公がこうなっているというイメージをなんとなくしながら前の話を書いていくように、自分の理想のイメージがないとそこに向かってストーリーを展開することができない。

一方で最終回での自分がイメージできていれば先ほども書いたように「今の失敗は最終回への布石だ」くらいに軽くとらえられるようになるのではないか。とも思います。

だからまずは自分がなりたい理想状態を設定する。
そしたら自分の今の現状を把握し、その差分が今自分の理想に近づくために足りない課題だからそこを埋めていく。

この作業を繰り返していくことで自分のストーリーを描けるんだないうのがこの記事を見てわかりました。

とはいえまだ自分は理想状態の設定がまだまだできていないなと感じています。というのも昨日先輩とごはんを食べていた時に「にわっちは将来どうなりたいの?」といわれまして、その時の僕は

「将来は組織に属さずとも丹羽智貴というバイネームで仕事ができるようになりたい」

と答えました。それは最近地方にツアーにいったりフリーランスの方の話を聞いたりして自分という人間を信頼して仕事をくれるって素敵だなと思っていたからです。

でもその先輩には

「そんな志じゃ大して成長できないね。信頼は当たり前のことをちゃんとやっていれば時間とともについてくるものだから。その先を見ないと」

と一蹴されてしまいました。

たしかに、バイネームで仕事をもらうとか、起業するって最終回の自分ではなくて物語でいったらまだ3話か4話下手したら1話の話ですよね。

だからやっぱりまずは最終回の自分を想像する。そこから始めたいなと思います。

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