「逃げる」ことは悪いことなのか

「逃げ恥」
たぶん人生で見てきたドラマであんなにおもしろかったドラマはないです。面白いというか見るたびに幸せになるドラマは。ガッキーめっちゃかわいいし星野源とのやりとりはほっこりするし。くだらないドラマとほっこりするドラマが好きな僕にとっては最高のドラマでした。

とそんなことはどうでもよくて、

昨日からモヤモヤしていることがあるんです。
それは「逃げる」ことは悪いことなのかということです。

ちなみに、ここでいう逃げるの定義は

①面倒なこと、いやなことから積極的に遠ざかろうとする。直面するのを回避する。
②自由のきかない所や危険から抜け出して、去る。

といったようなものになります。

そして、「逃げる」の反対は「責任を取る」ことだと僕は思っています。なぜなら物事から「逃げない」で何かを貫き通すことは自分の人生に責任を取っているということだと思うからです。これは今年自分が色んな一流の方とお会いして強く感じたこと。そして自分に責任をとれる人はかっこいいとも思います。

同時に自分にとって「責任を取ること」は一番足りない部分であることも自覚していています。僕は基本的に「逃げる」ということが得意なんです。
周りの人が合わないからといってバイトを変えたり、結果が出ないのは「自分のせいじゃない、まだ自分に合う環境と出会えなかっただけだ」と言い訳して過ごしてきました。これは僕のコンプレックスでもあるし大きな成果を出せない一番の要因だとも思っています。

実際、昨日から読み始めた「絶対内定」という本にも

「結果を出すことにこだわらなければ就職活動もシゴトも本当に結果を出すことはできないのだ。」

という一文があって学生でも社会人でも「何か1つのことを貫き責任をもってやりきる」経験が社会で通用する人間を作るんだな、自分はダメだなと逃げ癖のある自分を責めていたところです。

これらのことからも「逃げないで責任を取る」ことは多くの成功者の共通項であり1つの真理なのだと思っています。その上で今日、たまたまでTwitterのタイムラインでこんなツイートが流れてきました。

「ん!?逃げるのが大事!?」

逃げるのがいいことという前提で話を進めている時点でちょっとついていけていませんが、さらに逃げない人は「適当にやり過ごす」というのが全然ピンときません。逃げない人は1つのことに全力を傾けてやり遂げる力があるんじゃなかったのか?

この山口さんのツイートをさかのぼるとこんなことも言っています。

この他のツイートでも「責任」というものは社会が作り出した虚構だと言っています。みなさんには「逃げる責任」があるとも言っている。正直今の自分には訳がわからない。自分で逃げを許容することは自分に対する甘えな気しかしないのです。だが本音では「逃げたい」ときなんて人生にいくらでもある。そして自分は結構逃げてきたほうの人間だと思っています。

ちなみに冒頭で紹介した「逃げるは恥だが役に立つ」というのもハンガリーのことわざで

「今いる環境にしがみつくのではなく、逃げることも選択肢にいれ、自分の得意なことが発揮できる場所に行こう」

というらしい。どっちもそれらしいこというから全然結論が見えてこない、、しんどい、、

一応今の自分の考えとしては結局逃げてきたことから生まれた成果なんてほとんどないのだと思っています。でもやはり逃げるという選択肢を持っていない人間がつぶれてしまうから常にその選択肢も頭にいれておいたほうがいいよということなのではないのかなと。

結論は出てないんですがとりあえず、山口周さんの「逃げる」が意味することをもっと理解しなければと思いました。何に逃げて良くて何からは逃げてはいけないのか。きっとそのラインがあるはず。絶対内定読んでる途中だけど、山口さんの本も読んでみよう。




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