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妻のひと言がライターになるきっかけに。ビジネス系記事の執筆を手掛けるインタビュアー兼ライター

こんにちは、hitch+編集部です。
hitch+クリエイターさんの仕事内容や弊社との取り組みを紹介する「Creator Story」。今回は、インタビュアー兼ライターとして活躍する鈴木光平さんに仕事に対する思いや、弊社と仕事する上で感じていることなどについて率直な意見をお聞きしました! さまざまな経験を積んできたからこそ分かるライター業の真の魅力とは……?

妻のひと言が専業ライターとなるきっかけに

ーー編集部:ライターになろうと決めたのはなぜですか?

鈴木:実は、文章を書くのが好きだとか、もともと得意だったというわけではありません。むしろ苦手意識を持っていて、大学の卒業論文の執筆も間に合わず、やむなく留年してしまったほどです。会社員時代はメールの文章作成に大変苦労して、上司のチェックが厳しかったことを今でも覚えています。(笑)

転機は、結婚を機に脱サラして妻とともに結婚相談所を設立したことです。私はイベントの告知やブログ記事の作成などを担当していて、編集経験のある妻に確認してもらってからネット上で発信するようにしていました。結婚相談所はうまくいかなかったものの、ある日、妻に「ライターに向いているんじゃない?」と言われたんです。自分の執筆した文章をそのようにポジティブに評価してもらったことは初めてで、その言葉を契機に「試しにライターの仕事を引き受けてみようかな」と考えるようになりました。妻の言葉が背中を押してくれた感じですね。

そこからしばらくは副業でライティングの仕事を受けていましたが、2016年から専業ライターとしてインタビュー取材とライティングだけに絞って仕事しています。専業を決断した時期は、ちょうどライター業界にとって大きな動きがあった時期でもあり、文字どおり「(仕事)0からのスタート」でした。紆余曲折ありながらも、現在はおかげさまでさまざまな企業から取材やライティングの仕事をいただいています。

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インタビュー取材は情報の宝庫

ーー編集部:仕事をする上で意識していることは何ですか?

鈴木:まず、仕事を選ぶ際に大切にしているのは「その仕事は、おもしろいか」ということです。これは単に書くテーマがおもしろそうということだけではなく、どのような情報収集が必要か、はたまたどういった方とお会いできるのかといった実際に執筆を始めるまでの過程も含めたおもしろさです。特に私はインタビュー取材が好きで頼られることも多いので、取材とライティングがセットになっている案件は進んで受けています。

これまで起業家や事業責任者の方などに取材する機会が多かったのですが、やはり生の声は情報の宝庫です。ふと話題に挙がったことが、別の起業家へのインタビュー取材で活きることも多々あります。それらの話を直に聞き、文章にするおもしろさはライターだからこそ享受できるものだと思います。

より良いライティングにつなげるためにも、インタビュー取材の前には対象者が過去にインタビューを受けた記事や業界・企業のトレンドをリサーチしたり、取材中は相手が言いたいことをきちんとつかめるように質問内容を細かく変えてみたりといった工夫を凝らしています。私自身、文章が得意とまでは言えませんが、執筆し始めるまでの過程を丁寧に進めることで、少しでも実りある記事の執筆につながるように努力しています。

ファングリーとの出会いはネット検索

ーー編集部:弊社で仕事するきっかけと、これまでどのような案件を請け負ったか教えてください。

鈴木:ライターとして本格的に始動してから、インターネットで「ライター募集」と検索しては積極的に応募していました。そして2017年頃、ファングリーのライター募集を見つけたので迷わず応募したんです。応募した後に面接があったのですが、決して堅苦しいものではなく私が運営していた結婚相談所の話で盛り上がりました。(笑)

ファングリーでは主にライティングをメインとした案件を担当しています。ビジネス系記事の執筆経験があることを理解してくださっていて、働き方に関するコラム執筆の案件などを頂きました。これまで働き方改革関連法などの法律知識を交えた働き方に関する記事や、コロナ禍におけるワクチン休暇の必要性について説くような記事の執筆です。

そのほか、観光地の魅力を紹介する記事や不動産関連企業のホームページのリニューアルに伴う紹介文の執筆もしました。いずれも深い知識はありませんでしたが、自分が納得できるまでとことん調べて、どうすれば読者に伝わるかを意識しながら書き進めました。特に不動産のビジネスモデルはほとんどの企業が横並びで、どこに焦点を当てれば競合他社と差別化できるか、またホームページの文言だけでいかに魅力的に感じてもらえるかをライティングに落とし込んでいくのに苦戦しました。

これらの仕事はライターに提供される構成案がしっかりと作り込まれていて、担当者とのやり取りがスムーズだったので、一人で抱え込むことなく進められました。今も新たな案件が走り始めていますが、密に連携を取りながら進められていますし、どのように完成していくのか楽しみです。

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体制が整っているからこそ、初心者ライターにもおすすめできる

ーーご自身の未来図や弊社に対して感じることについてお聞かせください。

鈴木:妻のひと言が発端となり挑戦したライターとして道を、これからも歩んでいくつもりです。今後は自分自身でメディアを立ち上げたいと考えていて、具体的にはライターを目指す方向けに経験を交えて指南する内容を掲載したいです。編集に携わる方は口をそろえて「ビジネスに関する知識を持つライターが少ない」と言っているので、どうすればビジネス系記事に対応できるライターを増やすことに貢献できるかについてもアイデアを練っているところです。

これまで専業ライターとしてファングリーをはじめとするさまざまな企業と関わる機会がありました。その中でもファングリーはライターを統率する体制や、相談・報告といったやり取りが迅速にできる環境が整っていると確信しています。ライターをしていると、編集担当者からいきなり返信が来なくなって作業が滞るとか、構成がきちんと作られておらず記事が書きづらいといった困りごとにも遭遇します。ファングリーはそういった不安がないです。言い換えると「ライターがライティングに集中できる環境を提供してくれている会社」と言えるのではないでしょうか。だからこそ、初心者・玄人問わずライターとして仕事したいという方にはぜひ応募してもらい、仲間になってほしいですね。ライター業においては「適正な報酬とは?」ということが話題になることもしばしばですが、その点においてもライターのことを第一に考えた対応をしてくださっています。私は今後、「ファングリー発・稼げるライター」が多く輩出されることを期待しています。

-CREATOR-

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鈴木・光平(すずき・こうへい)
専業ライター。営業職、結婚相談所の運営などを経て2016年にライターとして独立。主にビジネスに関わる記事の執筆や、企業家・経営者層へのインタビューを担当している。

担当者からヒトコト

鈴木さんにはいつも安心して依頼をしています。信頼を置く理由としては、「絶対に仕事の穴をあけない」という姿勢にあります。ライターであれば納期を守るのは当たり前に思われますが、遅延によって編集者がアタフタするケースも珍しくありません。その点、鈴木さんは納期厳守が徹底されています。むしろ、予定日よりも早めに納品してくれることも多く、大変助かっています。毎月のルーティンをしっかりこなしてくれるライターは、依頼側からすると本当に貴重な存在です。また、不明点があった際は質問をしっかりしてくれるので、非常に助かります。必要なコミュニケーションが取りやすいことで、共通認識を持って一緒に取り組めていたと感じています。(石川)

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