「専門家監修記事」ってどう作っているの? 編集者に直撃!
どうも!hitch+(ヒッチプラス)編集部の小山です!
前回の記事で「監修」の仕事は専門知識と資格があれば文章力がなくてもできるということを紹介しました。しかし、「実際はどうなの……?」「実際の現場での話を聞いてみたい!」という方も多いはず。
そこで今回は、実際にコンテンツ制作の現場で監修者とタッグを組んで仕事をする編集者に「記事監修の依頼」について話を聞いてみました!
\今回お話を聞かせてくれたのはこちら/
今までに2パターンの記事監修を依頼
まずは、誰もが気になるであろう依頼内容について話を聞いてみました。案件によってさまざまですが、編集者Sが依頼する監修の依頼では、以下の2パターンがあるようです。
原稿のチェックのみ
用意した原稿を監修者にチェックしてもらい、間違いの指摘や補足情報を記入してもらうパターンです。参考文献の解釈に自信がない時は「これってこういう意味ですよね?」と相談することもあります。チェック回数は原稿の確定まで複数回お願いする前提でご相談しています。
記事執筆からお任せ
ライティングのスキルがある方には、初稿の制作からお願いするケースもあります。執筆後の原稿は、クライアント企業の意向などを反映させながら文章を整えることも。編集者側で多少手を加えた場合は、再度チェックをお願いしています。
監修者のアサインで重視している3つのポイント
いくら専門知識を持っていても、クライアントの希望とマッチしなければ記事監修の仕事はできません。クライアントの希望に応えるため、編集者Sは以下の3つの観点で候補者を選定しているようでした。
・記事内容の校閲に必要な専門知識を持っているか
・チェックの回数や依頼から納品までの日数、費用などの条件が合うか
・顔や名前を出してもらえるか
これらは、監修の仕事をするうえで欠かせない重要なポイントです。納期や費用、顔出しなどの条件に関しては、事前に許容できる範囲などを自身で考えておくと、依頼交渉もスムーズに進められるかもしれません!
心強いのは「一緒に内容を吟味できる監修者」
依頼を受けたら「いざ監修作業!」となりますが、監修ではどのようなことが求められているのか気になる方も多いはず。もちろん、しっかりと内容をチェックすることは欠かせないのですが、加えて編集者Sは心強い人物として「すり合わせながら内容を吟味できる監修者」を挙げていました。
資格ではないけど……こんな経験も記事制作に生かせる!
「多胎児育児」「障害やアレルギーによる悩み」「海外での挙式」など、さまざまな経験が記事作成に生かせることもあります。自分ならではの情報を持っている方は、実体験に基づいたコメントや用語解説で記事に独自性を追加できることから監修者として指名されることも少なくありません!
「チェックの正確さ」は妥協できないポイント
監修の依頼を継続して受けるためには、重宝される存在になることが一番の近道。そこで、監修の仕事を依頼するうえで「妥協できないポイント」を編集者Sへズバリ聞いたところ、挙がったのが「チェックの正確さ」でした。
情報の正確性は、クライアント企業の信用にも関わるだけに非常に重要です。また、監修者として顔と名前が出ることもあるため、監修の責任は決して小さくありません。監修では、細かく正確なチェックができるかどうかが明暗を分けるといえます。
あなたの専門知識を貸してください!
監修記事は、監修者と編集者の妥協のない協力関係のうえに成り立っていることがわかりました。真偽を問わず多くの情報が簡単に手に入る今、コンテンツ制作の現場では監修者のニーズが高まっています。皆さんの持つ資格や専門知識を監修で生かしてみませんか?
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