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発掘された日本列島2019について

先月末に行ってきた発掘された日本列島2019について、今、書こうと思う。
しかし、これだけしか記録を残していない。

発掘㉕

もはや記録とも言えない。
それでもわたしがこのことを書こうとするのは、展示を楽しみにしていることを知り古墳王子とそのお母様が招待券をわざわざ送ってくださったからだ。しかもお手紙も添えて。

発掘㉗

お母様の手紙も付いており、なんだかもう、気分はお祖母ちゃん。これは可愛い孫と優しい嫁から時折届く手紙。そのような気持ちですべてを受け取った。
なので、わたしはこの展示について書かねばならない。しかし、記録がない。ということで、当日撮っていた雑な写真をもとに記憶を辿りながら書くことにする。

展示の会場は大野城にある心のふるさと館。
この日の写真はカレーの二重丸から始まっている。恐らく、「同心円文だよ!」とはしゃぎながら撮ったのであろう。そうだね、その時は気分が高まっているしそう見えたのだろうね。でもこうやって時間が経って見返すとそれはカレーの二重丸だ。

発掘④

そんなこんなで、大野城にあるうどん屋さんの狐狸庵(こりあん)に到着。ここでコダイのコテンのメンバーであるがちゃんさん、juneさんと合流。
味付けの濃いかつ丼を掻き込み、いざここふるへ。

発掘③

ちゃんと来られたのよ、という写真をあとで孫と嫁に送るの!という気持ちで看板を撮り中へと入る。

発掘⑤

1階の展示は無料で、記念物を保護するための技術の説明や、各地にある史跡・名勝・天然記念物の過去と現在の写真を並べて見比べられるようになっていた。

2階からがメイン会場のようだ。孫と嫁からもらった(かのような気持ちでありがたくいただいた)招待券を誇らしげに受付に出し中へ進むと、中央に埴輪がどーんと現れる。
岡山県の金蔵山古墳の埴輪で、造り出しから出土したものだそう。

発掘⑥

柵形埴輪の山形の突起を見て頭の中ではずっとバラン(お弁当に入っている飾り)が浮かんでいた。

発掘⑦

図録にある埴輪の配置イメージは↓下の写真のような感じ。列状に並べて境界を表現していたそうだ。
バランもおかずとおかずを仕切るという役割があるので、形が似ているだけではないような気がしてきた。お弁当界の柵形埴輪と思ってもいいのではないのだろうか。

発掘㉓

出土品には円筒埴輪もある。透かし穴が三角だ。
円筒埴輪のリュックは、透かし穴の形を三角や四角にしたバージョンがあっても面白いかもしれない…と思いながら円筒埴輪を眺めているわたしの姿勢の悪さったらもう。

発掘⑧

栃木県の行基平山頂古墳からは珍しい小像埴輪やミニチュアの器材が出土していた。わたしの好きな靫もミニチュアになっている。これは欲しい…。頑張って自分で作れないかな。

発掘⑨

また、大川添(3)遺跡から出土したきのこ形土製品のリアルさも感動ものだった。軸のクイッと感が見事!

発掘⑩

図録によると、このきのこ形土製品は隣に置いてある鳥形土器の蓋としてかぶさった状態で見つかったそう。
しかし…このきのこ形土製品が蓋であったとしてもこんな形状である必要があったのか…?軸のクイッと感、必要だった…?
出土により用途のひとつが判明した!と書いてはあるが、それでも謎の多いきのこだ。

発掘㉔

中3階では全国のあらゆる記念物をデザインに使用したグッズが展示されており、我らが王塚古墳のグッズもしっかり並んでいた。

発掘⑪

発掘⑫

発掘⑬

埴輪にテンションが上がり過ぎたのか後半の3階からは写真が少なくなっており、ケカチ遺跡のポジティブにもネガティブにも受け取れる恋文の写真しかなかった。

発掘⑭

展示を見終わってからは、1階に戻りここふるショップ&カフェで豚まんとコーラを買い休憩。

発掘⑳

がちゃんさんの図録を見ながら展示の話をしている最中、図録に思い切りコーラをぶちまけてしまい…がちゃんさんや隣に座っていたjuneさん、カフェの店員さんにご迷惑をおかけしてしまいました。その節は本当に申し訳ありませんでした。

その後、せっかく大野城に来て天気も良いんだし、善一田古墳群に行こう!と向かったのだが…なんと…工事中で中に入れなくなっていた…。

発掘㉑

悔しかったので外から古墳を眺め、青春っぽい写真を撮ったりした。

発掘㉒

この日、ここふるショップで買ったものがこちら。白玉もち(ちょっと食べた)と館内のガチャガチャで引き当てたハート形土器ポーチ、そしてわたしがコーラをぶちまけた図録(がちゃんさんと交換)。

発掘㉖

とにかく賑やかな一日でした。
古墳王子、お母様、本当にありがとうございました!


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