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久慈漁港で行われた「ひたち産直講座~地産地消×SDGs~」Day2の様子をレポート!

ひたち若者かがやき会議主催、日立市の地産地消とSDGsを考える講座「ひたち産直講座」Day2が10/16(土)に行われました!本日はその様子をレポートします。

※当記事の写真は全て佐藤結衣子さん(Instagram)に撮影いただきました。

Day2は待望のオフラインで開催

「ひたち産直講座」のDay1はオンラインでの開催となりましたが、今回のDay2は待望のオフラインでの開催となり、参加者の皆様、そしてゲストの皆様、若者かがやき会議のメンバーが直接顔を合わせて講座を実施する事ができました。

▼当日の集合写真 ※写真撮影時のみ、マスクを外してます。

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▼当日の運営の様子

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小松水産株式会社様や久慈漁港の皆様のお陰で素敵なDay2を無事開催する事ができました。

当日のスケジュール

10/16は以下のスケジュールで産直講座を進行しました。

◆参加者の自己紹介
◆小松水産株式会社さんのお話
◆ちりめんモンスター探し
◆トークセッション
◆グループワーク①
◆しらす丼ランチ
◆日立市観光物産課のおはなし&グループワーク②
◆久慈漁港に移動してしらすせり見学

まずは参加者の皆様に自己紹介をしていただき、今回の産直講座に期待する事などをお話いただきました。「しらす丼が楽しみ」という声や「日立の地産地消について学べるのが楽しみ」といったお声をいただきました。

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小松水産株式会社さんのお話

自己紹介が終わり、最初のパートでは茨城県久慈浜で水揚げされたしらすを取り扱っている小松水産株式会社の石橋さんのお話を伺いました。

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お話いただいたテーマは「あなたの知らないしらすの世界」!某人気テレビ番組のパロディのようなキャッチーなテーマで楽しく「しらすの世界」について教えていただきました。
全国でも珍しい「一艘引き(いっそうびき)」が茨城のしらす漁で行われている事や、しらすの旬について、小松水産のこだわり製法や加工の工程、しらすの海外への輸出についてお話いただきました。※一艘引きをする事で魚を生きた状態で新鮮に水揚げできるそうです。
参加者の皆様もノートにメモを取りながら興味津々に話を聞いている様子が印象的でした。

▼小松水産株式会社の石橋さん

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年々減っている漁業従事者の後継者問題

また、こちらのパートでは漁業従事者の後継者問題についてもお話いただきました。
日立の久慈漁港は後継者不足が顕著で、後継者がいなくて廃業される方が1年に1社ほどあるそうです。稼働している漁船隻数も年々減少しているのが現実で、それは加工メーカーにとっても決して他人事ではない状況だと教えていただきました。

ちりめんモンスター探し

次のパートでは参加者の皆様と一緒にちりめんモンスター探しを行いました!ちりめんモンスター探し=ちりめんじゃこの中に入っている小さな生き物たちのことです。ちりめんモンスターには、様々な魚のこども、タコやイカ、貝の仲間、エビやカニなど、たくさんの種類があります。この選別を手で行う作業の体験です。

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皆で必死にちりめんモンスターを探し、色んなちりめんモンスターを見つける事ができました!

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トークセッション

ちりめんモンスター探しの次は、小松水産株式会社の石橋さん・高橋さんと若者かがやき会議の天坂さんがトークセッションを行いました。

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小松水産株式会社のお二人の海に対する思いや日立への思い、小松水産株式会社に勤める事になったきっかけなどをお話しいただきました。
「久慈漁港は魅力はあるけど発信ができてないだけなのかなと感じている」などの正直な思いや、情報発信について小松水産株式会社のInstagram運用などについてもお話を伺いました。

グループワーク&しらす丼ランチ

トークセッションの後は参加者でグループワークをしました。

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日立の海産物を積極的に食べていきたい気持ちになったというポジティブな思いや、海洋プラスチックごみの問題などについても意見が出ました。

貴重なお話の後に互いに思いを話すアウトプットの時間を取っている事も、ひたち若者かがやき会議の大切にしている事です。

そして、お待ちかねのしらす丼!!

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たっぷりのしらすを白いご飯に乗せて、最後は卵をトッピングして頂きました!「絶品!」「おいしい!」「ふわふわ!」など、喜びの声が沢山あがりました。

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日立市観光物産課の話

美味しいしらす丼をいただきながら、日立市観光物産課の大塚さんから日立市の行っている「海の活用による魅力づくり」の取り組みについてお話をいただきました。

平成30年に策定された「日立市海水浴場にぎわい創出プラン」や、これまで日立市が海のにぎわい創出に向けて取り組んできた事例についてお話いただきました。

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久慈漁港に移動してしらすせり見学

その後は久慈漁港へ移動してしらすのせりを見学させていただきました。

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漁港の現場を見る事は初めてだという参加者やメンバーも多く、海としらすの香りの中で貴重な体験をさせていただく事ができました。

更に、小松水産株式会社会長の小松さんからも直接お話を伺う機会をいただきました!小松水産株式会社を始める事になった経緯や歴史などを優しく丁寧に語っていただきました。

▼小松水産株式会社さんのInstagramより

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現場で生の声を聞く事ができたのは、産直講座Day2の大きな実りだったと思います。

自分たちが食べてるしらすがどのような漁場で取られているのか、そしてどのように競りに出ていて、どのように加工されているのか、一連の流れを座学と現場の見学で体験できたと感じています。

こぼれ話

前半の座学パートでは、「しらす」の3文字を使ったあいうえお作文(大喜利)も行いました。

▼お手本の高久さんのあいうえお作文(お笑い芸人のカミナリ風に読んでほしいとのことです)

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▼参加者の皆様のあいうえお作文

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各グループごとに一文字ずつ考えていただいたのですが、なんと見事なあいうえお作文が完成しました!これには会場大盛りあがりで、小松水産株式会社さんにも喜んで頂けました!大成功の企画となりで運営も嬉しかった一幕です。

写真=佐藤結衣子さん(Instagramアカウント

次回の産直講座

第3回目の「ひたち産直講座」は、11/13(土曜日)開催予定です。

日立の農業について、有機野菜から大地の恵みを知る講座を行う予定です。

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