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220729 北海道一周旅行記(計画編②)

はじめに

 今文章を打とうとしたら薄い字で「読んだ本の感想を書いてみませんか?」と書いてありました。要するに読書感想文を書けというわけですが、ぼくが考え得る限り最悪の宿題とは読書感想文なのであって、これを書けと言われたとたんにすべての読書が苦痛になると思います。最近でも小学校の宿題で出される場合があるようで、小学生は「ネットで要約を調べる」だのなんだのと言っています。昔はクラスの誰かが犠牲になってその人からあらすじを聞いて書いたり、解説を丸写ししたりしていたものですが時代は進歩していますね。かく言うぼくは各章の最初の1, 2ページだけを読んで理解した気になりそれっぽい文章をひねり出すというなかなか荒っぽい方法でそれっぽい作文を書いていました。ある意味天才ですね。
 さて、それはさておき北海道旅行記を書いていくことにします。出発前から大量に記事を書き溜めておけば引くに引けなくなって旅行中にも書き込むのではないだろうかという魂胆ですが、この調子で行くと旅行前に燃え尽きる可能性もなくはありません。まったく、人間の心理とは難しいものですね。

修学旅行の思ひ出(脱線です)

 と、ここまでの書き出しだけで400字以上も費やすとは相変わらず駄文作成の能力は遺憾なく発揮されているようです。とか言っている間にもう500字を超えています。何をやっているんでしょうか。そういえば小学生時代に「修学旅行の思い出」なる作文を書かされたときには周りが原稿用紙一枚埋めるのに苦労する同級生を横目に電車に乗るまでで原稿用紙一枚を使い切り、確か原稿用紙3枚にわたる小学生としては極めて重厚長大な感想文を提出した記憶があります。昔から何も変わらないというか、症状が悪化しているようです。
 修学旅行といえば、小学校の時は修学旅行の団臨で行けたのでスジ(ダイヤ)を特定すべく一駅ごとの通過時刻をすべてメモしながら旅行した覚えがあります。変人扱いされましたが、実際に変人なので仕方ないことでしょう。確か府中本町から武蔵野線を通って大宮の方へ抜け、東北本線経由で日光線に入り、日光まで行ったはずです。車両は183系だったかな。
 中学校の修学旅行は奈良・京都でした。この時は東海道新幹線で名古屋まで行き、名古屋で解散してその日のうちに奈良まで移動するということになっていたはずです。みんなで東海道新幹線に乗り、ほかの人々が「座席を回して♨」「トランプをやろう♨」などと盛り上がっているのを横目に見つつぼくはボイスレコーダーを持ってデッキへ移動しました。もちろん、車内放送を録音するためです。
 さて、そうするとなんと驚き同じことを考えた人が数人集結していたのです。別に昭和とか岩倉とかの鉄道高校ではありません。普通の(ある意味では普通ではない)中高一貫校ですが、修学旅行に行く電車の中で車内放送を録音しようとする人が複数人いるとは、おお、素晴らしい学校ではないですか。この修学旅行でもすったもんだあったので、そのうち記事にしたいと思います。ちなみに学校は世界で一番東京タワーに近いことで有名な、絵文字で表すなら「🗼♨」みたいな感じの学校です。
 この話にはさらに続きがあって、通りかかった車掌はまるでキリンが肉を食べているシーンを目撃したような表情でそそくさといなくなり、通りかかった先生はライオンが草を食べているシーンを目撃したような表情でその場に立ち止まって何かを言いかけ、しかし生徒の真剣な表情から何かを察したようでアナウンスが終わってから「何やってんだ?」と話しかけてきました。「アナウンスを録音していただけです」と説明すると「何が『だけ』なんだかわからん」というような顔をしていなくなりましたが、この器の広さはさすがですね。そもそもボイスレコーダーを持ってきていいのかという点についても議論の余地がありますが、その辺はお咎めなしなのが🗼♨流というわけです。
 さて、ここまで来ればお察しのことと思いますがもちろん高校の修学旅行でも事件は起こりました。この時の事件というのは別に大した話ではなくて、「『班別』自主研修中に魚屋のオバチャンと話し込んでいたらみんながいなくなっていた」というだけの話です。その事件というのは「オニダルマオコゼがどうの」とか「『みーばい』が示す範囲がいかに広いか」などと誰にも通じないマニアックな話で盛り上がった後でふと周りを見ると誰もいなくなっており、オバチャンに聞いてみたところ「5分くらい前にみんなどっか行っちゃったよ」と言われて迷子になったというだけのなんということのない話でした。迷子になったこと自体は何も問題のないことなので一人で国際通りを徘徊し、ゆいレールに乗ったところで次なる事件が起こったのです。この話はそのうち記事にしようかなと思っていますのでお楽しみに。

予約完了(本題に戻ります)

 さて、なぜか話が大幅に脱線し修学旅行の思い出話になっていますが、これ以上の脱線が続くと読者(いるのか)が離れていくリスクが否定しきれないので本題(あるのか)に戻ることにします。この記事を執筆する前に昨日の記事を確認してみたら4人の読者が訪れたようです。別に何人が見ていようと構わないのですが、読者が多くて困ることはないと思うので読者が増えるような努力をしてみることにします。とりあえず「脱線しない」とかですかね。知らんけど。
 見出しにもある通り、今回の旅行で必要となるいくつかの予約を本日行いました。具体的に言うと往復の飛行機+現地でのレンタカーです。飛行機はいつもの通りJALを使うんでごJAL。冷房を使わなくても夏が乗り切れそうなギャグですね。現地でのレンタカーは前回記事のとおり札幌レンタリースで日産 NOTE ePowerを借りることにしました。札幌レンタリース、対応が迅速で素晴らしいですね。まさか本当に一営業日で連絡が来るとは思っていませんでした。営業日の都合で借りる営業所と返す営業所が変わることになりましたが、何がどう違うのかよくわからないというか、「苗穂」だろうが「伏見」だろうが大して変わらないだろうと思います。「行ってから何とかすればいい」の精神が遺憾なく発揮されているようです。どうせ日本語が通じるわけですから、困ったら誰かに助けを求めればいいだけでしょう。
 なお、札幌レンタリースについてはこのサイトでいろいろなことが確認できます。車種も軽自動車からSUVまでいろいろと用意されているそうです。せっかくならXTRAILでもいいかなと思いましたが燃費が悪いので止めておきました。NOTEならリッター28㎞くらいは走るはずです。冷房をつけなければもっといいかもしれません。XTRAILはいいところリッター15㎞くらいでしょうから、燃料代が倍くらい変わってきます。それなら、浮いたお金でお寿司でも食べたほうが有意義というものです。札幌の大丸に入っている「すし善」という寿司屋で八分目くらいまで食べて、布袋という中華料理屋のザンギを食べるというのがぼくが札幌に行くときに定番コースですが、今回もそれをやってこようと思います。
 また話が脱線しかかっているので話を本題(ない)に戻しましょう。今回の予約にあたって支払った費用は、レンタカー代がおよそ44000円、飛行機は特典航空券を発見したので0円です。マイルは持っていても使い道がないし、海外に行くならアップグレード狙いでチケットを購入するのでここでマイルを放出することにしました。往復で16000マイルくらいだったと思います。1マイル2円くらいでしょうか。車に結構なお金を投下している(これにガソリン代が2万円くらいと見込んでいます)ので飛行機代くらいはケチりたいと思い今回は特典航空券のマイルを使って北海道に参ることにしました。なんだか寒くないですか?不思議だなあ。
 飛行機は最近復活したANAの777-200ERに乗ってみるのもいいかなと思ったのですが、13000円くらいかかるので止めておきました。沖縄はクラスJで行きたいので、福岡往復あたりで体験することになるのでしょうか。あのPW4000の低音がいいんですよね。伝わらないか。なお、今回の旅行は往復ともにA350-900に搭乗予定です。なにかの間違いで767とかに機材変更されたらいいなと思っています。767、ちょっと乗る分には楽しい飛行機ですよね。長距離となると微妙ですが。

終わりに

 というわけで、今回の旅行において最も重要となる交通手段の確保に成功したという記録でした。まずは旅費を稼ぐべく、夏期講習に全力で取り組みたいと思います。1日15000円、かなりおいしいですね。

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