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かなやん(金谷 武)さんの「人事部裏トーク」という
動画をご覧になった方はいらっしゃいますか?
本記事は、この動画群の応援・紹介です↓

この動画は、金谷さんと、
同じ人事部のナオ君さんの対話形式で
「人事のいろいろ」を話していく動画です。

私は、この動画の数々、すごいなあと思い、
ちょくちょくリンクトインなどSNS上でも
紹介をしています。

今週(2021年11月20日)のテーマは
『転職? それとも辞めない?』
具体的には実際の動画へ飛んでいただくとして↓

本記事では、この動画の、
どこがすごいのかを紹介します。4つほど。

①原則、毎週投稿されているのがすごい!

動画編集って、けっこうパワーを使いますよね。
テキストのみの投稿に比べて、
労力、コストは段違いのように思うんです。

それを原則毎週、週末に投稿する。

どれだけ大変なことなのでしょうか…。
考えただけでも、涙腺が緩みます。
継続は力なり、とも言いますが、これが
チャンネル開設が2020年の7月からだから
すでに1年半弱ほど続いている。
その継続力が、まず、すごい。

②組織内なのに個人で発信している感がすごい!

先日『組織、個人、フリーな言葉』という
タイトルで記事を書きました↓

要するに「投稿する方の裏の想いも想像しよう」
という論旨でした。

組織の看板を背負いつつ、(一見)フリーに
投稿できるって、本当に「有難い」ことです。
ありがとうございます!という意味と、
あることが難しい、という二重の意味で。

まず、組織のOK(許可)が必要。
次に、そのための品質の保持が必要。
当然、自分の確固たる覚悟が必要。
もちろん、周りの協力も必要不可欠。

これらのハードルを越えて初めて、
組織にいながら個人で発信する
(もちろん「検閲」は入るかもしれませんが)
ということが可能になってきます。

動画だけ見ているとわかりにくいのですが
考えれば考えるほど「有難い」ことです。
覆面をして、匿名で発信している
わけではないのですから…。

③「ナオ君さん」の存在がすごい!

対話形式、というところに惹かれます。
これが正直、金谷さんの一人語りだと
落語形式、一人何役かにでもしない限りは
ずっと聞くのが大変、かもしれません。

「ナオ君さん」という「話し相手」
いることで、内容が頭に入って
きやすいんですよね。

例えば今回の動画の導入部分。
「転職するのか残るのか迷うこと、
けっこうあると思うんですよね」と
ナオ君さんが話を振る。
するとすかさず金谷さんがツッコミ。
「なに迷ってるの?」
ナオ君さんが苦笑して
「話を振ったからといって
僕の話ではないです」…。

何気ないやり取りに見えますが、
この「話題振り」「ツッコミ」「苦笑」
これによって、視聴者は笑いつつも
ワンクッション挟まれることで
視点が複数化・相対化されていき
「自分だったらどうだろう」と
自分のことに置き換えて考えやすい。

この「軽妙なトーク感」が
良い意味で漫才ライブを見ているようで…。
「深刻なはずのテーマを軽妙に
自分のことに置き換えて考えることができる」
なかなかできないこと、とは思いませんか。

④4~5分に凝縮されているのがすごい!

1回の動画は、そんなに長くありません。
今回の動画も4:11まで。

長い動画と短い動画、どちらが
作るのが難しいかと推測しますと、
私は短い動画のほうが難しい、と思います。

4分の動画だからって、
4分だけ録画しているわけじゃない。
それの何倍もの時間を使って録画して、
さらにその上で編集時間を使っているんです。

しかも、はしょりすぎたら、
何が何だかわからなくなる。
要点だけを箇条書きに述べる動画じゃない。
ライブ感と軽妙なトーク感を維持しつつ、
お題に対して、視聴者の印象に残るように
回答を提示するんです。短い時間の中で…。

そのための編集努力が、
ちょうど視聴者にもわかりやすい
(何なら通勤時間などにちょっと聞きやすい)、
絶妙なボリュームでの提供へと
つながっているように思うのです。

以上、4つ。もう一度書きます。

①毎週投稿
②組織内なのに個人感
③対話形式
④絶妙な時間

「転職? 残る?」を悩んでいる方のみならず、
人事や広報として動画を作ろうとしている方、
組織と個人との間で発信を悩んでいる方、
なんとなく軽妙なトークが聞きたい方、

ぜひ一度「人事部裏トーク」を覗いてみては
いかがでしょうか?
そこでもし、優れたコンテンツだ、
と感じられたのであれば、
もっと広まるべきでしょうから、
そっと拡散してみてはいかがでしょうか?

私も「いち視聴者」として、
また楽しみに視聴しようと思います!

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