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池の中で花開く満開のあじさい…!

茨城県の桜川市にある
雨引山楽法寺(あまびきさんらくほうじ)。
通称『雨引観音』では、
梅雨の季節に「あじさい祭」、
さらに期間限定で「水中花」が行われます。

茨城県水戸市と栃木県小山市の中間のあたり。

2024年の水中花は6月29日から7月7日まで。
ですのでこの時期、多くの方が来訪する。
県内のみならず県外からも…。

本記事では「水中花、行ってきました」
紹介記事にて、皆様におすそ分けです。
まずはお寺のホームページから、
あじさいの紹介文をどうぞ!

(ここから引用)

『雨引観音では、
毎年6月10日から
7月20日までの期間で
あじさい祭が開催されます。

境内には、野生品種の
ヤマアジサイ・コアアジサイ・
タマアジサイ・ツルアジサイ・
ノリウツギの5種が自生しております。

さらに、テマリ型で一重咲きの
大きな花をつけるホンアジサイや
青いテマリ型の小さな花をたくさんつける
ヒメアジサイ(牧野ヒメアジサイ)・
ウズアジサイ・シチダンカ・
スミダノハナビ・ガクアジサイ・
アマチャなども咲いております。

また、ヨーロッパから
逆輸入されたハイドランジア・
西洋アジサイも咲いており、
その中には、当山で命名した
新品種の『雨引の聖』も含まれ、

100種5000株の
あじさいが栽培されております。』

(引用終わり)

私はあじさいには詳しくないのですが
とにかくたくさん、多種多様なあじさいが
咲き誇るお寺、ということはわかる…。

まずは「行く時間」が重要です。

水中花はSNS映えするため、
多くの方が来ることはわかっていました。
ですので、渋滞を避けるために、
特に人が集中する時間は避けたいところ…。

となれば、もう一択ですよね。

『早めの時間、開門前』狙い!
夢の国とかドラクエ3発売などと
同じイメージです。

遠くの方は「初日の出」でも
見に行くようなつもりで
出かける意識のほうがいいかもしれない。

なぜならば、この雨引観音、
地図アプリで見ればお分かりになる通り、
かなりの「山奥」にあるんですよ。
ヘアピンカーブを連続して登った先に、
ようやくたどり着ける秘境…!

となると、時間選択を間違えれば
「ヘアピンカーブ連続の坂道を
渋滞の中でソロソロと登る」
という
苦行に耐えなければいけない。
いくらあじさいが綺麗でも、
それはちょっと避けたいところではないか。
※バスも近くの駅から運用されています。
※自転車で登っていく強者もいました。

私は「朝9時の開門時間」を目標に
この雨引観音にたどり着きました。
まだ、渋滞は無かった。

…しかし駐車場、まさかの満車!

みんな、どれだけ早く来ているんだ…。
車のナンバーを見ると
かなりの遠方からも来ているようです。
SNSの効果か、来訪者が増えている。
誰だ、広めているのは!(私ですね)

幸い、満車の中でも
一台帰っていく車があったため、
運よくぱっとそこに停められたのですが、
「早く」行くことを
皆様にもおすすめしておきます。

…さて、私はここに来るのは
初めてではありません。何度か来ている。
その時はあじさいのシーズンでは
ありませんでしたが、2023年には
金谷 武 さんと宮内 利亮 さんとも
三人で一緒に来たことがあります。

クジャクが放し飼いにされている。
アヒル、鳩も鴨も鯉も亀もいる!

とにかくこのお寺には、
「生き物」がたくさんいるんです。
あじさいのシーズンでなくても
それだけで楽しめる秘境…。

さらに来訪客を見ていて気付いたのは、
「犬」連れの人が多かったことです。
ワンちゃんたちもあじさいに興味津々!
真柄 敏也 さんや 富田 公恵 さんなど、
犬好きの皆さんにもぴったりです。

さて、上の駐車場に車を置く場合には、
正門は通らず、横から入る形になります。

しかし、やはり正門は通りたい。

ということで、いったん石段を下り、
一番下から登っていくことにしました。
運動も兼ねて。きつい傾斜!
でも、登っただけの甲斐はあります。

なぜなら正門の前には、それはもう、
見事なあじさいが咲き誇っているから…。
ここだけでも心の中に花が咲く!

門を潜り抜けると「手水舎」があります。
龍の置物が口から水を出しており、
鮮やかなあじさいがセットされている…。

ワクワク感をかきたてられて、
手を洗ってさらに石段を登れば、
おごそかな本堂が見えて参ります。

このお寺、由緒ある名刹です。
再びホームページから部分引用。

(ここから引用)

『用明天皇2年(587年)梁の国人の
法輪独守居士によって開かれた、
厄除延命安産子育の
霊験あらたかな延命観世音菩薩
(国指定重要文化財)を本尊佛として、
おまつり申し上げる坂東観音霊場
第二十四番札所の名刹である。

第三十三代推古天皇
御病気とならせられるや、
遙かに当山観世音菩薩に
病気平癒を祈らせたまい、
ご本復遊ばされたので、
当山を勅願のみ寺と定められた。

天平年中(730)第四十五代
聖武天皇ならびに、光明皇后は
法華経を書写して当山に奉納し
ご安産をご祈念あられたところ
功験あらたかであったので、
当山を安産祈願の根本道場と定めて
勅願寺となされ、三重塔を造建せられた。
現在、光明皇后の紺紙金泥の法華経は
什宝として保存せられている。

嵯峨天皇の弘仁12年(821)夏、
大旱魃が国中を見舞うや、
天皇は親ら写経し給い、当山に納めて、
ひたすら降雨を祈らせられた。
(天皇の御染筆は寺宝として現存)

天皇の御願むなしからず
国中は大雨に潤い五穀ために実ったので
御感浅からず勅命によって
当山の山号を雨引山と定め
勅額をくだし賜った。

雨引山楽法寺の山号寺名は
この勅命によるのである

(引用終わり)

「雨引」の名前は伊達じゃない。
雨を呼ぶ寺、雨を引っ張るお寺…!
あじさいが咲き誇ることは、
この名前からもおわかりになるか、と。

そしてついに、本堂から先にある池に、
ああ、念願の水中花…!

これはもう「Don't think, feel.」
画像からその一端が感じられますか?
みんなスマホやバズーカで
パシャパシャです。
あひるも鯉も、あじさいと泳いでいた。

なお、池の近くには、
眼下に関東平野が広々と見渡せる
素晴らしい「見晴らしゾーン」
もあります。
隠れた人気スポット!
ぜひご来訪の際には眺めてみてください。
こちらは年中無休です。

最後にまとめます。

本記事では梅雨の季節限定、
雨引観音の「水中花」を紹介しました。

…帰宅時には、すでに山の下、麓まで
伸びているんじゃないか…と思われる
えんえん長蛇の登り渋滞が発生中でした。
「運転手の皆様、お疲れ様です」
そう思いながら、私は山から下りました。

皆様も機会がありましたら
ご来訪をおすすめしておきます。ただ、
何度も申し上げてすみませんが、
イベント開催時には
「早めの」出発・到着をおすすめします。

皆様の中にも、カラフルで
多種多様なアイディアが咲き誇り、
産み出されていきますように!

※雨引山楽法寺(雨引観音)の
ホームページはこちらから↓

※2024年の「水中花」の
地域ニュースサイトの記事はこちら↓

※同時期に「ライトアップ」もしています↓

https://forestpost-jp.com/2024/06/15/amabikikannonajisaimatsuri/

※2023年夏の三者会談、
金谷さんと宮内さんと敢行した
『アッツアツアーin下館からの雨引』
の記事はこちらから↓

合わせてぜひどうぞ!

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