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2023年10月10日から始めて40回目!
ちょうど連載が、折り返しまで来ました。

『凸凹バラ「ストロングリリーフ」
ミシェルとランプ』
という長編小説を
自分の会社(団体)ページにて、
日々、LinkedIn上で連載して、
noteにも転載しています。

全部で第6章。
そのうちの第5章までを連載します。
一つの章は8節に分かれていまして、
だいたい1節を2つに分けています。

めどとしては、第5章までで
5×8=40。
40×2=80。

つまりだいたい80回くらいまで
今回は連載をするつもりなのです。

(多少、文章の長い短いで
ずれるかもしれませんが)

つまり、40回目は、ちょうど
折り返しに当たる。
「よくここまで来たな…」
と思う気持ちと、
「あと半分はあるのか…」
と思う気持ち、半々の気分です。

泊りがけの旅行などで
日々の連載をお休みする前に
一気に3回分投稿スペシャル、
などもやったりしました。
そのようなずれもあるかもしれませんが、
このままのペースで行けば、

◆10月10日:第1回
◆11月18日:第40回
◆12月28日頃:第80回?


となり、年末で第5章の終わりまで
連載できるかな…と目算しています。
(もちろん、作者やPCの急病、
不人気により連載中断、
ということも有り得ますが…)

ぜひ、読者の皆様におかれましては
ちょっとだけでもチラ読みして頂けますと、
作者としては、とても嬉しいです!
日々読んでいただき、しかも
リアクションやコメントまで
頂いている方には、厚く御礼申し上げます。

さて、そんな折り返しの第40回では
『ジッグラト・スペアリブ・スタンス』
という図表を出してみました。
前作『凸凹バラ姉弟 ミシェルとランプ』
の中では詳しめに出てきた図表ですが、
今作ではこれが初めての登場。

すごくかいつまんで書きますと、

◆「立ち位置」を四つの領域に分けて
どこにいるのかを確認する図表

のことです。

◆ジグソー(対等・個人・柔軟的)
◆ピラミッド(上下・組織・固定的)
◆スペア(定型・代替・標準的)
◆アドリブ(即興・唯一・属人的)


という四つに分けて、それぞれの組み合わせで

◆ジグソーでスペア(ジャスパー領域)
◆ジグソーでアドリブ(ジドリ領域)
◆ピラミッドでアドリブ(ピラニア領域)
◆ピラミッドでスペア(ピラティス領域)


という四つの領域を描き出しています。

仕事のイメージ(あくまでイメージです)
だと、例としては以下の通りになります。

◆ジグソーでスペア(ジャスパー領域)
=対等な関係で標準的な仕事・立ち位置
=学校の保健室の先生?

◆ジグソーでアドリブ(ジドリ領域)
=対等な関係で属人的な仕事・立ち位置
=一匹狼でフリーなブラックジャック?

◆ピラミッドでアドリブ(ピラニア領域)
=上下の関係で属人的な仕事・立ち位置
=コンビニの店長、町長?

◆ピラミッドでスペア(ピラティス領域)
=上下の関係で標準的な仕事・立ち位置
=コンビニのバイト、ヒラの地方公務員?

…もちろん、コンビニのバイトでも
唯一無二の存在、お店の顔!
という存在にまでなっていれば
「ジドリ」的な人かもしれませんし、
町長であってもお飾りの
すぐ代替の利く人であれば
「ピラティス」的な人かもしれません。

あくまでイメージです。

ただ、このように仮定して
四つの領域に分けて立ち位置を想定すれば、
いま自分がどの立ち位置にいるのか、
どの立ち位置を目指していくのか、
そういうことを考えやすいのかな、
と思うのです。

読者の皆様は、どの立ち位置にいますか?

唯一無二、唯我独尊、我が道を行く
「ジドリ」の領域でしょうか?
それとも、誰でもできる、定型的なお仕事、
組織を下で支えるようような
「ピラティス」の領域でしょうか?

「ジャスパー」「ピラニア」とか?

誤解を防ぐために言いますと、
どの領域だから良い、
どの立ち位置だから悪い、
どこを目指せ、ということはありません。

全員が「ジドリ」になってしまうと
「万人の万人に対する闘争」のような
闘鶏戦国時代のような感じになってしまう…。
組織の下で黙々と働く人がいてこそ、
この社会は回っている、とも思います。

ただ、例えば自分が「ピラニア」、
つまり組織の上に立ちたいのに、
いまは「ピラティス」の立ち位置だと
かなりストレスがたまりますよね。

逆に、家事や子育てなどにも
時間を割かなければいけないのに、
「属人的」で「替えの利かない」
立場で働いていては、子どもが熱を出しても
すぐには帰れないかもしれない…。

一人の同じ人の中でも、
その都度の事情、サポーターの有無で
望ましい立ち位置というものが変わります。


なお、今回の連載分、第40回の中では、
登場人物たちに
このようなセリフを言わせてみました。

(ここから引用)

『…「ロッカは今、どこに立っている?
対等な関係か、それとも上下の関係か。
代替の利く立場か、
かけがえのない即興で動く立場なのか。
正直に言え。
今、自分のことをどう思っている?」

聞かれたロッカは、素直に答えた。

「私はミシェル様と
ランプ様の小間使いです。
弟のスタンもいますから、
いくらでも替えの利く存在です。
ピラミッドの下、スペアの利く立場。
つまり『ピラティス』の領域かと…」

ミシェルが席から立ち上がると、
ゆっくりと北東の絨毯に歩いていった。

「そうね。でも、そろそろ、
その領域から一歩踏み出してみる
時期じゃないかしら?
ただ、いきなり対等な関係になって、
かつ、即興で動くのは難しいでしょう。
まずは上下関係を忘れて、
対等な関係になることだけを考えなさい。
そう、ジャスパーの領域に行くのよ」

ロッカは、少し考える素振りを見せたが、
何かをひらめいた表情になった。

「…私は、姫様と対等な関係、
お話の相手、
そういった存在になれば良い、と?」』

(引用終わり)

あまりネタバレすると良くないので、
最後にまとめます。

本記事では長編小説連載折り返しのご報告と
『ジッグラト・スペアリブ・スタンス』
について紹介しました。

未読の方はぜひぜひ、
リンクからお読みください!(宣伝です)
ポチっとリアクションなどまで
いただけますと、手が震え、涙を流し、
感動で泣いて喜びます。
LinkedInでのコメント欄には、前後の回への
リンクを貼っていますので、
途中からでも読みやすくなっています。
もちろんnote版の各回にも貼っています。

なお、図表や表紙で素晴らしいイラストを
描いていただいているのは、
中林まどかさんという
漫画家・イラストレーターさん。
こちらのホームページも、
リンクからぜひ!

◆「実用地歴提案会ヒストジオ」という
LinkedInの会社(団体)ページと
noteで連載している
『凸凹バラ「ストロングリリーフ」
ミシェルとランプ』という長編小説です。

「第40回目」の連載分はこちらから↓

「第1回目」の連載分はこちらから↓

前作はこちらから↓

noteでまとめ読みならこちらから↓

表紙や図表を描いていただいた
中林まどかさんのホームページ
(ポートフォリオサイト)はこちらから↓

合わせてぜひどうぞ!


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