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働き方考察

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会社員、フリーランス、地域で働くこと…。「働き方」について考察しています。
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2022年8月の記事一覧

発信をまとめる中で自分を再発見する

SNSを始めた際に、私はこう思いました。 「自分には、何が発信できるだろうか?」 それまで、…

ピラミッドか、ジグソーか?

積み重ねた上下固定か、組み合わせた平面柔軟か? ①ピラミッド と ②ジグソー という比喩を…

酒の神「ディオニューソス」の変遷

調和を重んじるギリシア神話の中、 「酒の神」「豊穣の神」ディオニューソスは 極めて異端であ…

怨憎会苦をいかに事前に防ぐか?

SNSにおいて、どんなつながりを 構築していくべきなのか? 本記事では、そのあたりを考察しま…

読み返して分かる『プロゴルファー猿』の狂気

藤子不二雄Ⓐさん(以下Ⓐさん)の代表的な名作。 藤子・F・不二雄さん(以下Fさん)とは ち…

『中年男ルネッサンス』と再生

髭男爵の髭の方、山田ルイ53世さんが 社会学者の田中俊之さんと 本を出されているのをご存知で…

ドス黒い地下室にて

『地下室の手記』という小説が、あります。 書かれたのは1864年、日本で言えば幕末、 新選組が池田屋を襲撃した頃です。 本記事では、この小説について書きます。 あえて作者名は最後までは書きませんので、 誰の小説か、考えてみていただくのも一興かと。 この小説は、ひたすら主人公が 「手記」を書いて自分の思いを告白する、 という形になっています。 一言で言えば、異常。 そこから放たれる言葉は愚痴のオンパレード、 まるで自意識過剰の塊のような主人公です。 ちょっとお友達にはな

ローズラボの地獄と復活

バラは食べられる。いわゆる「食用バラ」。 食用バラ等の栽培、販売を手掛ける 「ROSE LABO」…

令和のセブン、明日への明かり

何十年もコンビニ業界のトップリーダーとして 走り続けてきた「セブンイレブン」。 ローソン…

玄奘三蔵、摩訶不思議アドベンチャー

「三蔵法師」と言えば夏目雅子さん…! と思い浮かぶ人は年がばれてしまいますけれど↓ 「三…

最果ての地よりさらに遠く

世界で一番、行きにくい場所は、どこか? …そう言われれば、北極点とか南極点とか、 エベレ…

庄内と徂徠学、致道館とソライ

「キッズドーム・ソライ」という施設があります。 山形県の庄内地方、鶴岡市のスイデンテラス…

スイデンテラス、水田照らす

こんなキャッチフレーズで売り出している ホテルをご存知ですか? 山形県の庄内地方。東北地…

関ケ原は天下分け目だったのか?

徳川家康が天下を取った「関ケ原の戦い」。 1600年、この勝利により事実上、 「天下人」となった家康は、 その三年後の1603年には江戸幕府を作ります。 豊臣側は、その家康の勢威に押されます。 その十何年後の「大坂の陣」によって、 滅亡してしまうのです。 …というのが、歴史の教科書的な 認識ではないでしょうか。 ですが、この「関ケ原の戦い」、 本当に天下分け目の戦いだったのか? 後の歴史から見れば、もちろんそうでしょう。 しかし、その当時の人々、状況から言えば、 この一