『残酷なベストファーザー』ヒスイの短歌+140字
「ヒマワリへ寄りかかりたい夜明けまえ
花は東へ あなたは父へ」ヒスイ
短歌に添える140字
『残酷なベストファーザー』
夜明け前、みじかい時間が消えていく。逢瀬はいつも、つかみ損ねた夢のよう。
あなたを駐車場まで送る。
「しってる? 昼間のヒマワリは太陽を追って西を向き、夜には東に顔を戻すんだって」
あたりはガラスの切り口を積み上げたような青さ。
そして笑うあなたはもう、誰かの夫で、父親の顔。
【了】
本日は #シロクマ文芸部 に参加しています。
小牧さん、いつもイマジネーションあふれるお題を、ありがとうございます。
本日は、ちょっと大人テイストのヒスイですの。
ヒスイ、不倫経験はありませんが
友人に言わせると
「カレがパパの顔になる時が 一番つらかった」そうです。
押さえきれない恋であっても
あんまりしんどい恋は、もうできないなと思う今日この頃。
トシヨリになったわ笑
でももう、今はこれでいいわ、ラクだから笑
UnsplashのDavid Beckerが撮影
月末ちかく、書きたい企画があるので
明日はヒスイ日記、ありますー💛
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