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「愛する人は、聡明な白濁。無色透明。」

『そんなに人生、悩ましいものでもない』la carne

おはようございます。
ミンクのコートと帽子を、質屋で購入した玉ねぎ娘・ヒスイでございます。
ええ。
詳細は、最後にご紹介する、la carneさまのコミカルな野菜会議でご覧ください。

1.その人の色は無色透明

さて。
ヒスイにはひとつ、特技がございまして。
ときどきなのですが、向かい合って話している人、すれ違う人に、色がついて見えることがあります。
子供のころから見えるもので。
みんな見えていると思っていました。
どうも、そうじゃないらしいですね(笑)

それが高じて、大人になってからは、文章からも色が見えるようになりました。
親しい人や、書いた人の力が強いものほど、くっきりと色が見えます。
その色は固定されているので、その人の文章固有の色、ということになるのでしょう。

その人の色は。
無色透明。
水晶のように、ほんのわずかだけ白い色のついた、透明です。
かすかな白い色はおそらく聡明さで、他人をやさしく包み込むことができる色です。
ヒスイは、その薄く刷毛で塗ったような、白濁を、愛しております。


あたたかく、やわらかく。
広大で軽やか。
そしてちょっぴり、緊張感をもたらす色です。

2.混濁した世界を可視化するために

ところが。
同じ透明さが、内に向くとき。
その硬度の高い透明さが、熾烈になることがあります。

鋭い角度を持ち、サメの歯列のように、
身体と感情の柔らかい部分に、突き刺さる。
それは。
そのひとが、みずからの内にある柔らかささえ、削り上げようとしているからです。

より透明になるために。
この混濁した世界を可視化するために
、です。

ヒスイは、その努力に、いつも頭が下がります。
彼女が努力をするたび、自分をミリ単位で切り分けるたびに、その清冽な背中に、ひそかなエールを送っております。

同時に。
すこし、倒れてくれたらいいとも、思います。
倒れてくれたら、ヒスイが少しでも近づけるから。
その透明さと聡明さのおこぼれに、ありつけるから(笑)。

チョボい妹分、ヒスイごときが差し出せる言葉は多くありませんが。
ヒスイ。
あなたが倒れようが、天に飛んでいこうが。
背後におります。
妹分ですから。


わかるよね。
さきねえさん。

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本日も、とっちらかったヒスイ日記を最後までお読みいただき。
ありがとうございました。
ま、ヒスイの日記は流しておいて、こちらの捧腹絶倒&なぜかエロい(笑)、冷蔵庫内コメディをお楽しみください。

はい、玉ねぎ娘です(笑)。
スモーキーなジャガイモ兄さんと、ほっそりくんのエシャロットを、手玉に取っている女です(笑)。
ではまた。こんやの140字でお会いしましょう。
どうぞみなさま。素敵な週末を。



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