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「ヒメジョオンのスピード」ヒスイの秋俳句+140字⑧

「残り花つむ指赤く冬隣」
(のこりばなつむゆびあかくふゆどなり)

季語:冬隣


「ヒメジョオンのスピード」ヒスイの140字

早朝に歩く人は意外と多い。
犬の散歩や出勤する人。その速さに私はついていけない。
立ち止まり、路上のヒメジョオンをしょんぼり見る。白い花が冬を招くようだ。

自分の速度でしか、見えない花がある。
自分の速さだから行ける場所がある。
これでいいんだ。

私は白い花と、家に向かった。

【了】(改行含め140字)


寒くなりました。
昨日の朝、最後のヒメジョオンを路上で見つけたので
俳句にしてみました。

いよいよ冬到来。
あっ、もう一句できた!

「ぬくたりと湯気を食べたき冬隣」
(ぬくたりとゆげをたべたきふゆどなり)

今日は二句も作れました!
小さな倖せを大事にしていこうと思う、小さなヒスイです(笑)
明日は一日、お休みしますー!


※これ、書いておいて

公開するのをさっぱり忘れていました(笑)!
夜中ですけど
出しときますー(笑)

※今日は2句とも 『季語重なり』でしたので
直します~。


「残り花つむ指赤く冬隣」(残り花・冬隣が季語)
→「白き花つむ指赤く冬隣」

「ぬくたりと湯気を食べたき冬隣」(湯気・冬隣が季語)
→「夜の雨きみと向かひて湯気を食ふ」

……夜の雨って
季語じゃないですよね(笑)??


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