2024年度1Q決算に向けて持てる海運セクター銘柄ランキング
にわかに上昇を始めたコンテナ運賃
CCFI (China Containerized Freight Index)
SCFI (Shanghai Containerized Freight Index)
チャートの見方ですが、
敢えて横軸を1年間(4月~3月)にしています。
青が2019年度
赤が2020年度
黄が2021年度
緑が2022年度
茶が2023年度
水が2024年度
WCI (World Container Index)
SCFIがとうとう3714ポイントということで、コロナ禍での大航海時代といわれたあの頃に戻りかけています。
SCFIは基本的にスポット運賃ですので、需給がひっ迫した時に急上昇しやすく、需要が落ちた時は急落しやすいという性質を持っているため、足元の需給が相当ひっ迫していることが要因と考えられます。
CCFIは年間の契約運賃になるので、急激な上昇はしないものの、SCFIがこれほどに上昇していることを鑑みれば、遅効的に上昇していく可能性は非常に高いです。
青・・・CCFI
赤・・・SCFI
二つのグラフを並べてみるとよくわかるのですが、赤に青が落ち着いていく形をとっています。
足元の赤の急上昇が半端ないですね。
さて、これを受けて海運3社の株がどうなるのか?業績がどうなっていくのか、3社間での強弱はどう考えるべきなのか・・・?
最近ずっと運賃が低迷していたため、アップデートしておりませんでしたが、久しぶりに海運3社の業績について考えていきたいと思います。
よろしくお願いします!
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