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神奈川でも味わえる精彩な自然〜松田町寄の集落・虫沢〜

 2024年7月から足柄上郡松田町「寄(やどりき)」の集落「虫沢(むしざわ)」に住みはじめた北條です。居住後、2週間で松田町を発信する公式地域ライターに採用していただきました。松田町地域ライターとしての初記事として、今回は、私が横浜との2拠点生活で使っている、松田町「虫沢」にあるイベントスペース兼シェアハウス「舎道莉喜庵(やどりきあん)」の周辺で見られる綺麗で美しい自然景観をご紹介したいと思います。

虫沢川そばの木々

 今ままで私は、横浜と都内を生活エリアとしてきましたが、秦野・足柄方面という神奈川の西部の内陸奥に行くと、長野などの山岳地帯と同じような風光明媚な自然環境があると知ったのは、今年に入ってからのことです。「寄」は丹沢山系の一角にあり、この地域には、名水が汲める場所が点在している嬉しい環境があります。

 私はミュージシャン活動を行いながら、知人らと、音楽や福祉、農業を連携させた活動を模索してきました。

 その活動を行うアーテイストグループ(Jasmine Factory)の代表者莉玲が、2023年、秦野市で新規就農し、虫沢の古民家を運営することとなりました。2024年7月に、丹沢の八沢山頂に「丹沢ジャスミン農園」、同時に古民家もオープン。古民家では、ミュージシャン仲間を中心に数人で居住するとともに、地域的な活動も試みようとしています。

舎道莉喜庵の玄関 松田町のパンフを含む地域の情報誌などを設置

 庵の前には中津川に合流する「虫沢川」が流れ、畳の上に寝ていると、朝も夕も、今は雨が降っているのか?と思わせる耳ざわりのよい川の音が聴こえます。早朝の鶏の鳴き声や、横浜より5〜6度は低くてクーラーなしに寝られる夜もいい感じです。7月、8月の日中でも、私自身は扇風機だけで過ごせています。

 先日、その虫沢川沿いを少し歩いたところです。庵のそばには虫沢川にかかる「長寿橋」がありますが、そこから上流200メートルくらいのところには苔の生えた路地。

虫沢川上流の苔道

 その路地には、とある商事さんの山荘が構えられています。避暑地としては確かによさそうで、土地の選択うまいなぁと思うところです。

上流のとある商事の山荘

 さらに、その苔道のすぐ奥の行き止まりは、上に続く山の斜面となっており、有名観光スポットにあるような、綺麗な木々と滝のある光景。

山荘の奥の滝


滝のクローズアップ

 この滝を見た後、無性にこの地域の苔を撮りたくなり、川を反対方向に下りながら、いろいろカメラに収めましたが、それは別の記事にして書きたいと思います。

 ちなみに、「長寿橋」から下って少しのところには、ロープレに出てくるようなときめく手作りの木の橋がありましたw

つい渡りたくなるが渡りたくない木の橋

2024.8.19執筆
北條立記(松田町寄 舎道莉喜庵住人)

なお、松田町「まつだ暮らし部」担当の米山さんに、自分の紹介記事を写真つきで書いていただいています。

部員紹介Vol.1【北條 立記さん】

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