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チームにブレーキは要らない

エンジン・ブレーキ・ガソリン

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今回は組織論に関する話になります。

私たちのチームをエンジン、ブレーキとガソリンのアナロジーを用いて説明しようとと思います。

現在4人で歴史カードゲームHi!storyを創ろうとしています。
活動の経緯や思いなどは以下記事も覗いていただけると幸いです。

さて、本題に戻ると、私たちのチームの構成として、4人のうち、

1人がエンジン、3人がブレーキ

という形でした。

エンジンのようなチームメンバーがアクセル全開で3人を引っ張り、その1人のエンジンが方向を見失った時に3人がブレーキを踏んで方向修正をする、という形でした。

実際に行動力のあるメンバーが主体に3人が引っ張っていくことでうまく行く時期もありました。

一見とてもバランスの良さそうに思えていた、このチームバランスを見直さなければならない時が来た、と感じ、今一度再考する必要を感じたためにこの記事を書いています。

ガソリンは人それぞれ

https://pixabay.com/photos/gas-pump-petrol-stations-petrol-gas-1914310/

人は何らかの理由で必ずモチベーションがなくなる瞬間が訪れます。
そう、「ガソリン切れ」です。それ自体は必ずしも悪いことではないのですが。

私たちチームの話に戻すと、いくら1人がアクセルを踏んでいても、3人が動かなければチームとして機能しない、という状況が続いていました。

誰しもが必ず心に持っているはずのガソリンがなくなり、動かなくなる状態です。

この問題を解決するにあたって難しい点が、車と違い、人間は自身にとってそれぞれガソリンにあたるものが違うという点です。

しかし、私たちはチームです。目的のもとに集まったチームならば、一度そこに回帰した上でもう一度、

「自分にとってのガソリンは何か」

という問いに一人一人が向き合う必要があると思います。

消えかかったエンジンにまた火がついたら、アクセルを踏んで速度を上げていく。その上で火が絶えないようにガソリンを供給していく。

これが大切なのではないでしょうか。

チームにブレーキは要らない


以上までを考えた上で、最速で目標を達成する為にはブレーキが必要ないのではないかと気づきました。

じゃあ、間違った時にどうやって軌道修正するんだよ。

以下、例え話ですが考えていただけると幸いです。

あなたは、チームで目指したゴールに向かって最速で到着するために乗り物に乗って進んでいます。その乗り物は複数人乗りで、一人一人が異なる方向を向いたエンジンを持っており、各操縦席にはアクセルとブレーキがあります。あるとき、進行方向に障害物があってぶつかったらひとたまりもないため、なんとかして避けなければならない、という状況を想像してみましょう。

あなたならどうしますか?

これまでの私たちは、一旦ブレーキを踏んで速度を落とし、方向転換することで障害物を避けようとしてきたのですが、当然のようにこれでは最速でない上に、ガソリンがもったいないのは明らかでしょう。

ではどうするのか?

1人が進む方向の先に所外物が見えたら、速度を下げることなく正しい方向へ進むエンジンを動かすアクセルをベタ踏みして軌道修正を試みれば良いのです。

単純すぎますが、これだけです。

スピードを全く落とさず軌道を修正できてしまうのです。

私たちは、アクセル:ブレーキ=1:3という構造に捉われすぎてこんなにも単純なことに気づくことができなかったのです。

これからはみんながエンジンになっていく、高速でPDCAを回して成長していける、そんなチームになれたらと考えています。

終わりに

「歴史を楽しく主体的に」というビジョンのもと歴史カードゲームの制作を通じて日本初のゲーミフィケーション教育の一般化を目指して活動しています。

応援のほどよろしくお願いします!

ここまで読んでいただきありがとうございました!


現状の日本の歴史教育は暗記メイン・受験のための道具であり、本来学ぶ意義があるはずが蔑ろにされています。まずは歴史に触れ始める小学生が楽しめるような歴史カードゲームを通じて、私たちのビジョンである「歴史を楽しく主体的に」を実現しようと考えています。応援よろしくお願いします!