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日経Linux誌掲載の思い出

メインOS=Linuxに出戻ってから早1年。出戻りというからには昔使っていたわけですが、その頃の思い出話を少々。

日経Linux2005年1月号

2004年の暮れと言えば当時Ubuntuの最初のバージョン4.10が出たばかりで知名度も低く全くブームにもなってなかった頃です。シェア激減状態のMozillaが起死回生の新ブラウザPhoenixを「Firefox」と名前を変えて公式リリースされたばかりの頃です。いや時代を感じますね↓。

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その頃に、Mac OS XとLinux(当時はFedoraと、登場したばかりのUbuntu)を使って「P_BLOG Project」というオープンソースのブログエンジン開発をやっていました。せっせと手作りで自宅サーバーを運営して手作りでサイトを構築し、オープンソースとしてソースコードの公開し、管理をしてました。当時まだGitやGithubも登場していない頃の話です。

それが日経Linuxさんの目に止まり、雑誌に取り上げて頂けることになったのが2004年12月発売の、日経Linux 2005年1月号のこの特集です↓。

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我がプロジェクトはこの特選フリーソフトの二番目に登場↓。

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4ページに渡って掲載されました。(祝)

プロジェクトその後

その後Githubが登場した頃にソースコード管理を移行して自宅サーバー管理をクローズ↓。

PHPのバージョンアップに伴いオブジェクト指向でイチから書き直したP_BLOGの後継システム「Loggix」を開発し、Github管理に移行↓。

その後は私自身の燃え尽き症候群のためプロジェクトをメンテナンスモードにして事実上のクローズ状態にして12年が経ち今に至る、というわけです。

プロジェクトの収束とともにLinuxからMacに移行し、その後モデリング系のほうに活動のメインが移っていったのでLinuxからは離れることとなりました。モデリング系がアナログからデジタルになり、3DCGのアプリの快適な制作環境を求めていくうちにまた再びLinuxに出戻ってきた、というわけです。

まとめ

自分が使っている好きなOSの専門誌に自分の活動が取り上げられた事は今でも私の中でちょっとした誇りとなっています。プロジェクトの元々のスタートはLinuxではなくUNIXベースに移行したMac OS Xの登場がきっかけでした。ですが、Mac系コミュニティでは全く話題になる事もなく・・・並行してサブ的に使い始めたLinuxのほうの専門誌に取り上げられたのが驚きと共に嬉しかったので、私の中ではLinux・OSSコミュニティに恩義を感じています。まぁ人間ですので、振り向いてくれる人には愛着が湧きますよね。そういうのって、結構大きいです。

Linuxに出戻り、Linux系のnoteを書き始め1年が経過したということで、私のLinuxとの関わり始めというか、noteで今やっている事のそもそものルーツみたいな事を書いておこうかと思い、昔話を書いてみました。

ではまた。

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