Ryzen 5950X + Pop!_OS
Ryzen 5950X換装
Ryzen 5950X (16コア32スレッド)が届きました。早速Pop!_OS Linuxマシンに換装。3700Xからのアップグレードです。
Pop!_OS 20.10にて無事稼働しました。
(関連資料URL)
3700XとのBlenderレンダリング比較
以前行ったRyzen 3700XによるCPUレンダリング対決をBlender公式サイトで配布されているデータで検証してみることにします。16コア32スレッドが稼働率100%で動く様は壮観です。
レンダリング結果です。結果は、驚異の3分40秒!
以前使っていた3700Xは7分51秒でしたから、大幅な進化です。
参考として、3700XでのWindows 10とUbuntu 20.04での結果はこちらです。
GPUレンダリングとの比較
NVidia RTX2060 SUPERでのGPUレンダリングの結果はこちら。なんと手持ちのGPUレンダリングより早いということになりました。5950X恐るべし。
Splash Foxは2:11
他のデータでも比較するために、「Splash fox」を使ってみました。「Splash fox」を使ってWindows上のRyzen 5950XとRTX 3090でレンダリング比較をしている動画があるのでこちらを参考にすると違いが分かります。
結果は「2分11秒」でした。このデータはWindowsよりちょっと早いかな?くらいですかね。まぁ概ね順当な結果と言えるかと思います。
レンダリング中のCPU温度
レンダリング中のCPU温度の推移を「Psensor」でチェックしてみました。
このレンダリングはCPUの32スレッドをほぼ100%フルで使うので徐々に上がっていき(グラフ後半)、ピーク時には70度後半まで上がりました。
しかしそれ以上は上がらず、レンダリング終了とともにがくんと52度前後に下がりました(グラフ最後)。
ちなみに冷却はCorsairの簡易水冷「H100i」を使っています。
前述の「Psensor」ですが、Linux OSでの温度計測に強力にオススメです。
単にCPUの温度だけでなくダイ本体の温度、GPUの温度やファン回転数、SSDやHDDの温度、メモリの空き容量などを一括で表示出来ます。また、メニュー上部に常に表示しておくことも出来て便利です。
参考:以前の関連記事
まとめ(所感)
まだ換装したばかりで実際の運用での使用感などはこれからです。Pop!_OS に移行してからはアプリの起動やChromeでのブラウジングなどの通常作業は3700Xでも結構軽かったこともあり、大きな変化が感じられません。が、上記のBlenderレンダリングで見られるように、重い処理がぐんと軽くなったのが数値として現れています。ファースト・インプレッションは上々です。
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