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デジタルガジェットメモランダム

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3D/2Dグラフィック・デジタル造形・3Dプリンター・物書き。 Pop!_OS・Manjaro Linux・Android・iPad・Macをクリエイティブに使いこなすための備忘…
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UpNote移行(その7)・テキスト書きいろいろ(Markdown、コード、Emacsキーバインドなど)

前回の記事(↓)の続き。 Markdown書きUpNoteはデフォルトでMarkdownが使えるようになっています。Markdownで書くと自動的にレンダリングされる仕様。 Markdownを自動フォーマットするかどうかは初期設定でオン・オフ出来ますね(↓)。 人によってはこの自動フォーマット機能は「余計なお世話」と考える人もいると思います。 普通にMarkdown形式を視認できる状態のまま書きたい!という人もいるので、細かいところにも気が利いています。 UpNot

Pop!_OS 22.04:Blenderベンチマーク

これらの記事(↓)の続き。 最新BlenderベンチマークこちらのYoutube動画で、M1 UltraとRyzen 5950XでのBlenderベンチマーク比較が紹介されていました(↓)。 というわけで、この動画の結果と比較するために、私も同じ最新のBlenderベンチマークアプリを使ってベンチマークを取ってみました↓。 以下、比較検証結果です↓。 CPUスコア:454.38 M1 Ultra:382 M1 Max:193 M1 Pro:191 AMD Ry

デスクトップピクチャは無意識への刺激

先日Pop!_OSをアップデートしたら知らぬ間に新しいデスクトップピクチャがいくつか追加されてました。 Pop!_OSというよりはSystem76のデスクトップピクチャですね。 呼び方ところでこの背景画像、みなさんどう呼んでるでしょう? 1)デスクトップピクチャ 2)壁紙 3)デスクトップウォールペーパー 4)デスクトップバックグラウンド (他にもあるのかな・・?) 私は古くからのMacユーザーなので「デスクトップピクチャ」とつい呼んでしまいます。Windowsはアプ

Linuxの良いところ:マルチディスプレイでのワークスペースの縦移動

あまり誰も語らない気がしますが・・・個人的にメインのワークステーションマシンをLinuxにすることから離れられなくなっているのがこの 「マルチディスプレイ環境でのワークスペースの縦移動」 です。↓ 「デュアルディスプレイ状態の作業環境をまるごと縦移動して切り替える」 というのが快適過ぎるのです。 ショートカットでぱっぱと切り替えられるのでホント便利。(このマウス操作要らずのスピード感のある切り替えが非常に大事) macOSではこれができません。なのでmacOSに切り替える

Launchキーボード(2):Macでも使ってみる

前回↓の続き。 完全なクロスプラットフォームキーボード LaunchキーボードはLinuxメーカーSystem76が開発しているキーボードですが、Linux専用というわけではありません。完全なクロスプラットフォームのキーボードです。設定アプリがWindowsにしか対応していなかったり、対応していてもWindowsとMacだけだったりするのが多い他のキーボードとの大きな違いでもあります。 設定はキーボードに保存されるため、どのOSでも設定が出来、そのまま他のOSに持っていっ

Win vs Ubuntu vs Pop!_OS Blenderレンダリング対決2

前回の記事↓の続き。 今回はRyzen 4800HSやCore i9-9900の結果(※下の記事参照↓)や、他の方が参考として自分の環境でも比較出来るように、Blender公式で配布されているデータを使用しました。 ちなみにこれらCPUの共通点は「全て8コア16スレッド」です。 やっぱり早かったPop!_OS使用しているのは全く同じシステム(Ryzen 3700X / 64GB)です。まず、Windows 10とUbuntu 20.04の結果はこちら↓。 です。続いて、

Win vs Ubuntu vs Pop!_OS Blenderレンダリング対決

以前この記事の中で「WindowsとUbuntuでのBlenderレンダリング速度比較」について書きました。↓ 今回は同じデータ・同じハードウェア(Ryzen 3700X・Geforce RTX2060 SUPER・RAM64GB)を使ってPop!_OS上でレンダリングしてみました。 Pop!_OSは速い結果から言いますと、Pop!_OSが1番速い結果となりました。 ・Windows 10:17秒36 ・Ubuntu : 13秒66 ・Pop!_OS:10秒80 とい

ASUS Zephyrus G14、Linuxマシン化計画

前回の記事(↓)の続きです。 サブLinux機=ASUS Zephyrus G14に決定前回の記事にも書きましたが、1年以上(もっとかな?)欲しい欲しいと物色していたサブPC、ようやく決定。 「ASUS Zephyrus G14」です。 去年発売された、評価の高いゲーミングラップトップPCです。 GeforceとRadeonのハイブリッド型です。実はこのハイブリッド仕様が原因でLinuxのインストール事例で上手く行かない不具合が多数報告されていた機種でもあります。発売から

何でも手に入る日本で手に入れづらいPC=USキーボードのラップトップWin機

タイトル通りです。ポチればなんでも手に入る日本で、未だになかなか手に入れづらいもの。日本以外の国では普通に売られているのに日本で普通に買えないもの。そして恐らく国民の9割8分がそれに関して全く不都合がなく全く興味がないもの。それが USキーボード搭載のラップトップWin機 です。 USキーボード好きの私はこれが理由でラップトップWin機は一度も買ったことがありません。 Macの場合、全ての機種でこれをCTOで選べます。iPadのキーボードですら選べます。なので昔からラッ

私が「OS宗教論争は不毛」と思う理由とスーザン・ケア

(3936字) 先日「Linuxのユーザーエクスペリエンス」という題でnoteを書きました。 この中で少し触れたのが、私が大ファンであるスーザン・ケアという女性デザイナーについてでした。彼女は初期Macのアイコンデザインをしたユーザーインターフェイスデザイナーです。今回は、彼女についてもう少し深堀りしてみたいと思います。 GUIの母=スーザン・ケア私は「Mac vs Windows」とかいうOSやツールの宗教化や宗教論争は不毛だと思っています。その理由のひとつが、このスー

ZBrushとパソコンのこと

(8891 文字) ZBrushのためのマシン選び話は長くなります。なので最初にいきなり結論から書くと、 「デジタルモデリングに関して言えばWindowsマシンが良い」 「ZBrushもWindowsマシンが良い」 という、一般的によく言われる・・・まぁ、身も蓋もない結論です。 ZBrushは他の多くの3DCGアプリと同様クロスプラットフォームでMac版もWindows版もあります。ですが、現時点(2020年)では、コスパ的にもトータルパフォーマンス的にもどうしても