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4つの意識で自信を高める

こんにちは。HIS(ヒスチジン)と申します。
今回は自信を高める4つのことについてまとめてみたいと思います。


「わたしならできる!」という自信

私たちが仕事や趣味・やりたいことや挑戦したいことなど、何かの行動を実行し、目標を達成するためには、「わたしならできる!」という自信が必要になってくると思います。
カナダ人心理学者であるアルバート・バンデューラは、このような自信のことを【自己効力感(セルフエフィカシー)】として提唱しています。


【自己効力感(セルフエフィカシー)】
自分がこれからやろうとしていることをどの程度実行できると思っているかという自信のこと。


この自己効力感は、自分を信じるという自尊心とは反対に、【自分には目標を達成する能力があることを知っている】ということを指していると言われています。



【私】  → 【趣味・やりたいことなど】 → 【結果】
↑                                                   ↑
  自己効力感(やれる!)      結果期待(こうなるだろう)
  



自己効力感を高める4つのこと

この自己効力感は、大人から子供まであらゆる場面で使える考え方だと私は思っています。では、どのようにしたらこの自信は湧き上がってくるのでしょうか。


①自己の成功体験

目標を達成したり、何かをやり遂げたりなど、自分が直接的にかかわり成功した体験のことを指します。

【具体例】
・体重を3kg落とすことができた。
・ブログを1記事投稿することができた。
・苦手な本を10ページ読むことができた。

この目標達成は、大小関係なく自分が掲げた目標を達成したというところが重要だと私は思っています。



②代理体験

自分と似ている人の成功している姿を見て、成功の疑似体験をすることを指します。

【具体例】
・仕事を難なくこなす会社の先輩を見て、「私も頑張れば、先輩のようになれるかも…!」という意欲を掻き立てられる経験。
・未経験で入ってきた部活の先輩が成績を収めている姿を見て、「私も先輩のようになれるかも…!」という意欲を掻き立てられる経験。

代理体験は、身近な人や実在する人物だけでなく、「映画や漫画で努力の末に目標を成し遂げた姿を目にして勇気をもらうこと」も代理体験になると言われています。


③言語的説得

周囲の人から肯定的な評価を受けたり、褒められたりしてやる気や自信を湧き立たせること。

【具体例】
・家族や友達、恋人などの周囲の人から「あんたならできる!」と励まされて、自信が湧く体験。
・自分の好きな曲や昔の偉人の名言からポジティブな言葉を聴き、やる気を沸かせる経験。

ポジティブな言葉を何度も言い聞かせることが重要だと言われています。私は音楽が好きなので、好きな音楽の歌詞を聴いて「自分もできる!」とやる気を湧き立たせる経験はかなりあります。


④生理的・情動的喚起

ある行動をすることで、心地よい気分になったりストレスが軽くなる状態のことを指します。

【具体例】
・食生活を見直して、毎日健康的に過ごす。
・好きな曲を聴いてテンションを爆上げする。
・夜はしっかり睡眠をとり、翌日疲れを残さない。

不規則な生活で体調を悪くすると、気分が上がらずやる気も起きず、自信が持てない経験すくなからず1回はあるのではないでしょうか。(私もよくこの経験をした記憶があります。)


以上、自己効力感を高める4つのことをまとめてみました。普段の私生活で4つの要素を意識して、小さな目標から達成してみてはいかがでしょうか。




今回は自己効力感と高める4つの要素について書いてみました。
最後にまとめると、

【自己効力感(セルフエフィカシー)】
自分がこれからやろうとしていることをどの程度実行できると思っているかという自信のこと。


【自己効力感を高める4つの要素】
①自己の成功体験
②代理体験
③言語的説得
④生理的・情動的喚起

のようになります。


物事なんでもそうですが、何かを行うためには「自分ならできる!」という自信が必要になってくると思います。その自信も、単に「私ならできると信じる」のではなく、過去に自分はこういうことを成し遂げることができた。だから自分は今、この目標を成し遂げる能力があると認知することが大切だと私は思います。


不安や恐怖がはびこる世の中。まずは自己効力感を身に着けて行動を起こしてみてはいかがでしょうか。



最後までご愛読ありがとうございました。

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