見出し画像

呼吸とわし。〜息をするように〜

モノ・コトもいいけれど、せっかく声の人なんだから、そのへんのことも徐々に書き留めていこうかと。でもわかるのは結局自分が見たり聴いたり感じたりしたことだけ。人の役に立つかどうかはナゾですが😅

声屋生活29年。悩み迷いしつつ、それなりに走ってきました。目下の興味は、学校とか養成所とかで意外に省みられていない「声」そのもの。声を使いこなすためにはどうしたらいいの?

声は身体から出るもの。身体の使い方を整えるのがいいのでは!と考えて勉強を始め、今は「呼吸」に特に注目しています。声は呼吸の一部分なんだから、もう普通に呼吸をするように声をことばを発することができればいいんだよね!? …なんて雑な(笑)。でも、お仕事や音読に臨むとき、そんなことを意識してみるようになって、ちょっとずつその感覚はわかりつつある…ような気がします🤔。

吐く息に音が乗ったものが声なんだから、「息をするように声を出す、話す」って当たり前なんですよねほんとは。でも「こう読もう」と頭で決めてしまったり、「こんな声を出そう」と身体を固めてしまったり、どこかで頭と身体が主導権争いをする。そんでまたお仕事とか表現する場だと、自分の感覚やペースとは必ずしも一致しない「求められる姿」がある。もう、うまくコンビネーションを取っていくしかないんだろうなと思います。

がんばらなければ、気張らない。
気張らなければ、固まらない。
固まらなければ、つっかえない。
「当たり前やん!」と思うのに、なかなかできない「人」の哀しさよ😅。少しずつでもいいから、その域に近づいていきたいです。

画像1

最近お近づきになったボイストレーナーさんに教えてもらった本、『「呼吸力」こそが人生最強の武器である』(大貫崇)。呼吸が身体のあちこちにどう影響するのか、どう整えていけばいいのかについて、詳しく解説されています。いい息を身につけて、よく生きたい😅。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?