会社のこと①退職した理由

新卒から7年間、メーカーで事務をしていました。
リーマンショックや東日本大震災で就職氷河期と言われて、私自身も就活は身を粉にして歩き回っていた記憶があります。入社した会社は長きに渡って続いている安定した企業でした。お給料も事務職ではまぁ頂けている方で、ボーナスもたくさんあり、その点は大変感謝してます。


今回はまず、退職した理由を書きたいと思います。

①結婚するだけでは辞める人はいないが、妊活しているであろう人や妊娠した人は次々と辞めており、産休育休の前例がない

②赤ちゃん・子供のいる女性への理解・知識がない

③妊活に専念するため(ストレスフリーな生活を求める)

⓸女性を見る目がない


①はそのままです。雰囲気自体、時代がバブルで止まってました。

②これは一番考えて辛かった、今後ずっと根に持つことです(笑)
退職が決まりましたが、その後会社の都合で3か月延長ということになりました。しかしその間に妊娠が発覚してしまい、つわりが始まりました。毎日出勤しては疲れ、その日の夜は何もできずに朝も起き上がることができず、遅刻や午後から出勤しては次の日またその繰り返しで、電車に乗るのも辛かったです。妊娠したというのは直属の男性の先輩には迷惑かけますし2-3日休んでしまったので報告しました。しかしお腹は出ていない、つわりの辛さやその時期の流産や成長が難しいことへの理解がないので、お昼休憩中にデスクで寝ていた(ほぼ倒れていたに近い)ら、後々呼び出されて

『職場のデスクで寝ないで』と言われました。

その時は心底腸が煮えくり返り、めちゃくちゃに言い返してやりました(笑)何を言ったか覚えていないくらいです。
その先輩は彼女いない=年齢で、何でも言ってください・知識ありますよなオーラを出しつつ、完全に無知でした。そして今でもそうでしょう。
その後、総務の課長に聞いていろいろ学びましたって連絡来ました。わたしのこと退職延長したんだし自分も総務の立場でもあるんだから自分から妊娠初期に関してまずは情報を仕入れようとしないのかしら。
初期って上手く育ってくれるか難しい時期でもあるので私も報告する際に
「初期だからこれからどうなるのかわからない状況ですが」と付け加えてましたが、その先輩も「どうなるのか分からないね・・」って言ってくるんですよ。どうかしてますよね。普通は「安静がいちばんだね」「無理しないでね」じゃないですか? 無知は人を傷つけます。
まぁ一応謝ってくれましたが・・・そういう弱っているときに掛けられた言葉って本当に忘れない。一生忘れない出来事になりました。

③に関しては、妊活を半年しておりました。結局はタイミングで何とか授かりましたが、週の半ばにそのタイミングめがけて・・・なのでなかなか体力の要るものなのです。シビア過ぎますし声を張って言えない事だからここにしか書けませんが、仕事はいつでもできるけれど、出産・育児は一応適齢期はあると思います。体力やお金があれば大丈夫なのかしら・・・それにしても女性にとっては本当に難しい課題です。
いや、私も職場環境や仕事内容にやりがいがあったら仕事を選んでいたのかもしれません。でも子ども好きでとても欲しかったので、悩んだ末にこちらの道を選びました。

⓸は、どうしても派遣社員を採れなければならなくなった時、派遣されて来る人が最悪で大変苦労したということです。これに関してはまた細かく書きたいと思います。


以上が私の退職した理由です。
夫の転勤の可能性があることも小さい理由の一つです。

小学校まで時短勤務できる会社に勤めている友達がちらほらいるので、うらやましい限りです。それは一人目だけだったらまだ退職してはもったいないと思います。もちろん会社では戦力として見られないと思いますが、そこは気にせず強く、お金、大事です。

みつ




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