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委員会もやもや

もやもやした話

看護業務には仕事以外で委員会の活動がある。
今日は役員が1人欠席したため、代理として初めて医療安全委員会に参加した。
滞りなく、進んでいたのだがある役員より、

「認知もあって(認知症のこと)
ADLは自立(自身で動ける)の患者が廊下に置いてある手指消毒ジェルを飲もうとしているところを発見したと看護師から報告があった。」

・今回は未遂だが、今後飲んでしまう可能性がある、誤飲を防ぐためにどうしたら良いか

という議題が上がった。

→アルコールジェルを患者が簡単に持てないように、ジェル自体を固定するのはどうか。
→そもそもアルコールジェルをその患者前の廊下に設置するのを辞めてはどうか。

等々議論は白熱した。

その時、議題に上がっている病棟のベテラン看護師より
「ジェル自体に細工するのは、設置する看護師の負担になり、設置しないのも看護師や介護士が使いたい時に使えない。今は感染管理もより厳しい時期。だから看護師が目を離すときは、患者を動けないように抑制するしかないのでは」
という発言があった。

病棟で共に働く介護・看護職員に対して負担をかけたくないという想いも汲めたが、臭い物には蓋をのような発言にゾッとしてしまった。

私としては、そもそもなぜ飲もうと思ったのか患者の心情をアセスメントした上で、それでもアルコールジェルを患者から遠ざける必要があるのか病棟スタッフで話し合うのはどうかと「思った」。

そこから、自分のなかで
ベテラン看護師にに配慮しつつ私の主張(アサーティブに)を考えたのだが、結果的に初めての医療安全委員会の参加、ベテラン看護師相手を敵に回すのでは、など言い訳を考えて言い出せなかった。

最後はなんだか取り纏めないふわっとした答えになっていた。。

反省しつつ、明日は休みなので

身体拘束、アサーティブスキルについて勉強しようと思う。

ではまた明日。

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