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やって分かるゼロポジションスキルの難しさ

コーチングの聴く部門ゼロポジションスキル実践

後輩「◯◯さんっていつも楽しそうに仕事しますよね。私毎日業務と記録に追われて全然余裕ないんですよね。なんか向いてないのかなって思います」


こう言われた時、あなたならなんて応えますか。

「向いてないことないよ~」「ちゃんとやれてるよ!」「一生懸命やれてる証拠だよ。」

これまでの私はたぶんこんなことを言ってたと思う。

しかしコーチングを友人から教えてもらった後から↑のような自己解釈の押し付けや浅い共感はその人のためにならないことに気づいた。
話を聴くときの心構え、ゼロポジションのスキルは6項目ある。

①会話内容に先入観をもたない。
②自分の思考は抑えて、評価しない。
③「でも」「しかし」「だけど」は排除
④沈黙を怖がらず、待つ
⑤話終えるまで口を挟まない
⑥自分が話し手にならない

という内容だ。これが実践してみると本当に難しい。というのも、職業柄問題解決型思考が板についているもので(さっそく言い訳)
どうしてもその場で何かしらの答えを出そうとするのだ。

だから私は、自分ルールを作ることにした。
自分のプリセプティや後輩から、私に向けて内面の気持ちを話してくれた時は、
「その話、今だと上手く相談乗れないからあとでゆっくり教えて」と伝え、私の業務を早めに終えてゼロポジションに切り替える。話しやすい環境に移動するというルールだ。

相手がどう思ってるのかは本当のことは分からないが、「少し気が楽になりました」とその場を終えたので良しとしようと思う。

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