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『30過ぎて見つけた生き方〜振り返り編〜』

『生き方を見つける』

西洋占星術は奥が深すぎるね、占いというジャンルではなく、学問だなと思った。

なぜホロスコープに興味を持ったのか。

単純に占いが好きというのもあるけど、『普段の自分では考えられない行動に出た』のがきっかけ。
しかも、なんでその行動に出たかの明確な理由は実は私自身も断定できていない。

終わった後に主人やこの行動を経て出会った方々に質問されても何となくモヤっと霧にかかった答えしか出せていなかった。

【目立たないように生きる】

それが私の考え方で、ずっとそう生きようと思っていた。誰かの目に付くのも嫌だし、指差されて生きるなんて死んでもゴメンだもの。

小学生の頃からそう思うようになった。
ドラえもんの映画にのび太くんが卵型の石を恐竜の卵だと疑わず持ち帰り、ドラえもんの秘密道具のマントで時間を巻き戻したら本物だった。

それと同じような出来事が自身の小学生時代にもあった。通学路に本当に卵みたいにツルツルで丸い石があった。

『恐竜の卵みたいだね』

そう転校してきたばかりでたまたま同じバスで通学する同じクラスの子に言う。
結果はのび太くんと一緒。周りに馬鹿にされてしまう。

クラス中に知れ渡るのに時間もかからず、私は『おかしな子』認定をされた。友達らしい友達はまだ居なかった2年生だった。

幼稚園時代から物をハッキリ言う性格で暴れん坊な男子にすら果敢に立ち向かい喧嘩するほど気が強かった。
その為かクラスの中でもハッキリ言うこの性格はクラスの女子にはウケが良くなかったのだ。

イジメまではいかないが『ハブり』を初めて体験した。めんどくさいな女子はと思う中、1人というのも案外気楽だなと呑気に2年生を終えた。

さて、3年で本格的にクラス全員を敵に回す事件を起こす。イジメ主犯格とのバトルだ。私はイジメなんて思ってもいなかったのだけど余りにもお粗末な行動に痺れを切らせて大声で叫んだのだ。

『あんた達、めんどくさいからどっか行って?』

それからはまぁめんどくさいことだらけ。男子に女子にと文句言われながらクラスに居る。さすがに心折れて母にそれとなく零すが、私も悪いのだ。ひっそり隠れるようにしようと逃げ惑う日々。
そのお陰で本の世界に出会えたのだけど。

母からは『何でもかんでも口に出すな』と忠告され、ひっそり目立たないように過ごそうと決意した。

【口は災いの元】を学ぶ3年生だった。

それ以降、大学時代ブログに出会うまではなるべく自分の意見を押しだすことをせず、本の世界の主人公を自分に置き換え楽しむ、根暗で中二病的に過ごしていた。

信念を持ち、意志を強く持つ偉人達に憧れはするが、住む世界が違う。
いつかは自分も言いたいことを言えたらいいなと考えながら。

一旦ここまでを振り返るとホロスコープで読む過去と意外と一致します。

月星座の性質は無意識に現れやすく、特に自我が目覚めていない幼少期に強く出やすい。

私の月星座は♈

♈の性質は『即断即決』『ストレートな感情表現』『直感が鋭い』『勝負事が好き』『勇気があり果敢に立ち向かう』など。

周りを気にし始める前の性格は♈そのものでした。衝突が多いのも♈の性質ゆえかなとも。ズバズバ言う性質はまさにですよね(笑)

しかし、♈本来の性質である前向きで自分の道は自分で開くマインドを閉じてしまった頃から『私らしさ』がなくなってしまいました。

この月星座の性質は上手く使えれば自分に自信をもたらすのですが、まだ幼い私には諸刃の剣で振り回すのが危なっかしい厄介なものでした。


そんな剣は封印しないと生きれないと思い込んでしまったのでした。



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