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0814 改良

どうして、私は美しくないのだろう。


遠野遥さんの「改良」拝読しました。

個人的にタイムリーな内容で

響きすぎてしまって引きずっている。


綺麗なものが好きだ。

人だったり服だったり音楽だったり芸術だったり

自分の琴線に触れるあの瞬間がたまらなくて

好きなものを見たり集めたり

そこには自分のこだわりがあったし

自分の感性には自信があった。


だけどずっと違和感だった。

美しいものが好きなのに自分が美しくないことの矛盾。

この2年間はコンプレックスを解消するために

ダイエットした。-37kg減量に成功した。

これだけ痩せたら人生変わると思ってた。

でも現実は予想以上に変わらなかった。

あんなに頑張ったんだからもっと褒められたいし

ちやほやされるかと思ったのに

人と会っても痩せたね!とは言われるけど

それも会って数分のくだり。


自分的にもまだ未完全で

痩せたら今度は顔が気になって

顔は整形、矯正しなきゃ

ダイエットでは変わらないという現実にぶち当たって

ちょうど今日も整形について調べてた。


ダイエットも整形も

これは誰のためでもない、自分のためにやるんだ。

って思ってるんだけど

今日この本を読んで

結局他者からの評価や承認欲求って

切り離すの難しいんだろうなって。

真の自分ウケって存在するのかな。

自分がいいと思っても評価されなかったら

永遠に変わり続けなきゃいけないのかな。


曲や本の感想書くのって結構勇気がいる。

作者の意図と違ったらどうしようとか考えると

(それでもいいとはわかっているけど

やっぱりどうせならこいつ分かってるなと思われたい)

容易に書けなくなってしまう。


それでも今日このタイミングで「改良」を読んで

自分の決意の一進一退が平等に1歩ずつ進んだので

ここに残しておこうと思います。






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