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ロシアの廃棄物について ②

前回の続きになります

◼️目次
1.廃棄物の状況・・・・前回
2.これからの方針 ⬅︎⬅︎⬅︎⬅︎ 今回
3.個人的な感想、他情報など


【2,これからの方針】

前回のポイントとして、ロシアでは分別をスタートし始めているが中々浸透ができていたに状態。

そんな中、ロシアの方向としてはこれまで野放しになっていた“不法投棄”や“不法埋立て”をゼロにしていくことです。

国の中でも様々な目標を設けています。

2024年までに、都市居住区内に存在する違法埋立地をゼロにして、土地の肥沃化を実施(現在約190ヶ所の違法埋立地が存在する)
2024年までに、処理施設を200ヶ所新設する
2024年までに、都市ゴミの処理率を60%にする (現在7%)
2030年までに、埋立処分比率を18%めで低減させる (現在は約90%)

そしてプーチン大統領自身、分別意識の低さを認めた上でごみ処理産業を一から築き上げる必要性を強調しており、また日本のごみ処理産業の取り組みにロシア企業も関心を高めている。

実際、同産業にて日本企業はいくつも参入。
例えば、灰溶融炉事業や使用済み紙おむつの固形燃料化事業、廃棄物焼却発電事業といった事業で活動中。

次回は、個人的な感想や他情報などを掲載させて頂きます。

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