佐藤オオキさんの考える仕事のスピード

「スピードを重視すると、仕事の質も高まる。」

一見、逆説的でもあるこの言葉。

「目の前の仕事だけに集中する。」

そして、同時に言っていることがこの言葉。

自分に厳しい人がよく言っているケースもあるけど、佐藤オオキさんの考え方、管理の仕方が自分の中ではしっくり。

・タスクは3分類(Now, Later, Maybe)

・スケジュールの3割はバッファとして空けておく

・やりかけた仕事は必ず終わらせる(頭の中に気がかりを残さない)

・その時に一番やりたい仕事をする(そのためには常に前倒し)

・自分にプレッシャーをかけない 等々

また、環境も重要視されていて、ご自宅を見ると一目瞭然。

・効率化のための投資は惜しまない

・深く思考するために周りに物を置かない

・仕事の妨げになるものは避ける(食事、服等)

・可視化によって、探す時間と手間をなくす

・環境に依存しすぎないように、物には拘らない

あとは、全体を通じて、ハッとさせられた、佐藤さんのスタンス。

・手が遅い人は、どうすれば手数が減らせるかを考える。間違えてもいいから判断を早くする。大切なのは、まず2つに絞ること、そして決めること

・羞恥心や恐怖心というブレーキを外すと、仕事のスピードはぐんと上がる

・10年後にやりたい仕事を今すぐやる。目標が明確なら、実現するための道筋を思い描き、何が必要かを考えて、「今日何をするか」を決める。自分が携わった仕事は、自分の未来を左右するので、どんなに時間やお金が掛かっても、やり遂げるべき

・自分がやった方がいい仕事以外は受けない。自分だから応えられる期待は何なのかを常に考える。自分が最も結果を出せること、周囲から最も期待されていることに全力を注ぐべき

・他人が頑張らないところで、一生懸命やるのも、投資効率はいい

・意思決定は、何を基準にするか明確にする 何に投資するか

・人を巻き込むには、まず自分が楽しむ

この本、「佐藤オオキのスピード仕事術」は何年か前にも一度読んだ本。改めて読むと、また新鮮に感じることも多く。是非、取り入れてみたい。



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